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【祝日をお祝いしようよ!】アパートやマンションなどの賃貸住宅でもできる国旗掲揚のやり方

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つい最近、祝日になると私は自宅で国旗掲揚をするようになりました。

 

私が国旗掲揚をしようと思ったきっかけはいくつかあります。

最初は子供の頃にご近所さんが祝日に国旗掲揚をしていたのがかっこいいと思ったこと。

何年か前に親戚の古い家を取り壊す際の掃除の手伝いに出向いた際、ガラクタを整理していたら日の丸と旭日旗の二枚の国旗が出てきて譲り受けたこと。

そして祝日にタクシーの仕事をしていて、各地を走り回ってる際に民家で点々と見かける国旗掲揚でした。

ついでに験を担ぎたいという縁起目当てもありましたw

 

そんな経緯もあってやろうやろうと考えていたことを最近ようやくやってみましたので、紹介していきたいと思います。

一般的に行われる国旗掲揚とは

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祝日を祝うことが目的です。

祝日とは文字通り何らかのお祝いするべき記念的なことがある日のことです。

国に対してそのお祝いの意思を示すことに国旗の掲揚が用いられています。

 

人に例えると お誕生日おめでとう!的な感じっすね

 

これは日本に限らず、世界各国でも共通して行われています。

 

国旗掲揚が少な過ぎる日本

日本の場合は国旗掲揚をする家庭が他の国と比べて少な過ぎると言われています。

その主な理由は戦後から続く日本における愛国心が右翼的なイメージになっていることです。

 

日の丸を掲げること→右翼思想・活動をしているように見られてしまう

 

人の輪の中で自分だけが異質な存在になることを過度に恐れる日本人の性質もあって、そんなイメージがない人からも敬遠されがちになってしまっています。

それに伴って国旗を掲揚する習慣を自分の子供など若い世代に伝えてこなかったことで日本人の国旗掲揚の少なさに拍車が掛かりました。

実際、タクシーの仕事で見かける国旗掲揚している家も本当に点々と言った感じで圧倒的に少ないです。

とりあえず国旗掲揚している家が二軒以上並んでいる場所は一切見かけませんでした。 

 

しかしながら国としてはできれば祝日には国旗掲揚をして欲しいと、推奨しています。

よって国旗掲揚をすることは何一つ咎められるようなことはありません。

むしろ増えて欲しいと言われています。

自分の国の国旗掲げるのに何か問題でも?

アパートやマンションなどの賃貸で国旗掲揚する

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国旗掲揚は一軒家でなければならないということはありません。

賃貸住宅でも行うことは可能です。

しかし、これには問題があります。

国旗の設置位置です。

 

一般的に国旗掲揚の国旗は自宅の玄関の横などに設置されています。

賃貸の場合は玄関前が他の住人たちの通路になっている上、通路自体も狭いです。

往来の邪魔になってしまうため、国旗掲揚には不向きです。

しかしながら昨今では賃貸住宅向けにドア周りにマグネットで固定できて、人の邪魔にならないコンパクトサイズな国旗が販売されています。

 

 
テトロン製国旗
ポール・マグネット付き
安心の日本製♪
国旗サイズ:250×375mm
ポールサイズ:470mm×10mm(2段式組立式・プラスチック・金色玉付き)
 
 
 

 

でももっとちゃんとした大きい国旗にしたい!といった場合はどうすれば良いか?

場所が制限されている以上、諦める他ない…なんてことはありません!

 

少し工夫をすることで大きめの国旗を賃貸でも掲揚することができます!

賃貸でも大きめの国旗を掲揚する方法

実のところ、国旗の設置場所は絶対に玄関でなければならないというルールはありません。

ベランダや窓辺、庭などでも良いのです。

とにかく人の往来に邪魔にならない自分の敷地内ならどこでも良いと思います。

 一軒家でも丁度いいサイズの国旗がこちらになります。

でも実際に届いてみると、思いの外大きいと思いましたw

 

 
安心の日本製♪
国旗サイズ:テトロン製 70×105cm
国旗玉:プラスチック製 7cm球型 差込み式
国旗竿:プラスチック製 白黒3本継ぎ1.4m
受金具:スチール製 取付釘付き
 
 
 

 

最初は畳んであってシワだらけだから、軽くアイロンがけするとピッチリ綺麗になるっす

 

また、日の丸の他にも同じサイズで旭日旗もあります。

こちらも日の丸と同様に国旗掲揚に使うことが可能です!

 

 
安心の日本製♪
国旗サイズ:テトロン製 70×105cm
国旗玉:プラスチック製 7cm球型 差込み式
国旗竿:プラスチック製 白黒3本継ぎ1.4m
受金具:スチール製 取付釘付き
 
 
 

 

某国が病気レベルで発狂していますが、これも正真正銘の国旗です。

旭日旗が戦時中に用いられていたのは主に海軍が海軍旗として使っていました。

特に船舶における民間船と軍艦を区別する際に民間船は日章旗(日の丸)を吊るし、軍艦は旭日旗を吊るすようにしていました。

ついでに言うと某国が旭日旗をやたら問題視し始めたのは2012年のロンドンオリンピックの頃で、某国のサッカーチームの選手が会場で政治的なプラカードを掲げたことで世間からの批難を浴びた際、その矢面から逃れるように某国メディアが旭日旗をいきなり問題に上げたことがきっかけです。

それまでは今のような問題視は戦後から現在に至るまでほとんどありませんでした。

つまるところついこの間突然言い出したことなので気に病む必要はありません。 

 

旭日旗ではなく、勝手に問題化にしだした方に問題ありっす

 

でもって私は日の丸と旭日旗の両方を購入しましたw

余談ですが、親戚の古い家で発掘して譲り受けた国旗は布製でしかも色も印刷ではなくちゃんと染めてあるものでした。

おまけにその家自体が増築に増築を重ねて戦前ぐらいからあったそうなので、 恐らく戦時中に国旗掲揚で扱われたであろう歴史的遺物ですw

流石に外で使うのはもったいなので現在は自室で飾っています。

 

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たまにまじまじと眺めるとちょっと気分が高揚しますw

設置失敗談

国旗を設置するための受け金具の固定方法はビス止めです。

付属の受け金具に限らず、受け金具単体で販売されているものもほとんどがビス止め仕様です。

賃貸住宅では勝手に工事をしたり、壁に穴を開けたりすることができません。

マグネットで固定する方法も考えましたが、窓辺にマグネットがくっつく鉄がない…

そこで屋外工事などで扱われる強力な両面テープをホームセンターで調達して、国旗に付属していた受け金具に使ってみることにしました。

事務用と違って工業用は地味に高いっす…(ーー;)

実際に窓辺の壁に固定して旗を設置してみたのですが、旗が風に煽られるやたちまち金具が引っ剥がされました…。

そうなのです。旗を設置するには風に吹かれた時の負荷にも耐えられるくらいしっかり固定しないとならないのです。

しかもこの負荷が思いの外強い…旗を手に持っての体感だと軽く5キロ以上の重さを感じました。

生半可な固定方法では設置できません。

ビス止めをしてはダメ、両面テープでは強度不足…一体どうやって固定すれば良いのやら。

固定方法の模索に難航しました。

設置が成功した方法

賃貸住宅という制限下の元で大きい国旗を掲揚する方法を検討した末、私は答えを導き出しました!

必要な道具はたった一つだけで、『何かを作る』ような工程はありません!

ただその道具を使って設置するだけです。

私が見つけた賃貸住宅でも国旗掲揚ができるようになる道具がこれです。

 

 

Cクランプの100mmサイズです。

このCの字の内側は国旗に付属していた受け金具がちょうどピッタリ入る幅があることがわかりました。 

この方法はクランプの内側に金具をはめて壁面の柱などに固定するのです。

クランプの口のサイズは我が家の設置予定置の窓シャッターの枠のサイズを測って選びました。

旗一本につき、クランプが一つあればOKです。

私の場合は日の丸と旭日旗の二本を揃えたので、クランプを二個用意しました。

余談ですが、自分は『○○が二個必要』という状況下においてお店に赴くと、毎回片割れしか売ってないというオチをやられます…

つまり、今回のクランプも最寄りのホムセンまでチャリこいで行ってみたら他のサイズは何個も置いてあるのに、100mmサイズだけ一個しか置いてないというオチにやられました…

結局そこから更に遠い工業用品店までチャリこいで買い揃えました。

何故か毎回こんなオチばっかなので参ってるっす…(ーー;)

と、そんな私の悩ましいジンクスはその辺にして設置方法を解説します。

…と、言ってもそれほど手の込んだことではありません。

 

  1. 国旗を掲揚したい場所にCクランプを設置する
    クランプが固定できる柱や窓枠などを予め見つけて、幅を測ってからクランプを用意することをおすすめします。
    アルミサッシなどの窓枠に固定する場合、あまり強く固定するとサッシが変形してしまう可能性がありますので、適度に力加減して固定してください。

  2. 旗の受け金具をCクランプ内側の角側に通す
    金具をクランプ内側の真ん中に設置すると、強い風に煽られた際に左右のどっちかへ傾いてしまいます。
    予め左右いずれかの角側に金具を設置すれば傾く心配はほぼありません。

  3. 旗を設置する
    旗のポールの底がどこかの地面に付いているとずり落ちる心配がありません。

 

これらに基づいた設置した際の写真がこちらです。

 

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見た目こんなので大丈夫なのかよ?って思いますが、実際にこれまで三回の祝日をこれで迎えていますが、無事固定ができて、枠にもダメージはありません。

 

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春分の日に掲揚した際は朝から風がビュービュー吹いていて、常時旗がたなびきっぱなしでしたが、丸一日中傾いたり倒れることはありませんでした!

 

この設置方法は取り付けも片付けも簡単な上、クランプという金具一つで固定できるののでビスで穴を開ける必要もありません。

低コストかつ取り回しの良さに優れているため、賃貸住宅などで活躍できる固定方法だと評しています。

 

皆も国旗掲揚しようぜ!

 

国旗掲揚をする際のルール

国旗掲揚の際には以下のマナーがあります。

  • 国旗掲揚は日の出から日没まで
  • 破れたり汚れた国旗は使わない
  • 雨の日に国旗掲揚はしない
  • 自国の国旗を掲げずに外国の国旗を掲げない
  • 国旗は入り口から外に向けて右側に掲揚する

日本の祝日一覧

日本で国旗掲揚をする祝日は以下の通りになります。

元日     1月1日
成人の日   1月の第2月曜日
建国記念の日 2月11日
天皇誕生日  2月23日
春分の日   3月の春分の日
昭和の日   4月29日
憲法記念日  5月3日
みどりの日  5月4日
こどもの日  5月5日
海の日    7月の第3月曜日
山の日    8月11日
敬老の日   9月の第3月曜日
秋分の日   9月の秋分の日
体育の日   10月の第2月曜日
文化の日   11月3日
勤労感謝の日

外国旗と並べる場合

左側(見る側から)が立ち場が上にある上位の国旗になります。

どちらが上位になるかはその時の状況によります。

国旗を並べる際はポールの高さは同じ高さにしなけれなばなりません。

一本のポールに両方の国旗をまとめて設置するのはマナー違反になります。

弔意の場合の国旗掲揚

ポール先端にある金色の球体を黒い布で覆い、ポールに結んでいる国旗の上の位置に喪章である黒帯を結ぶ。

これを使う場合としては、終戦記念日や過去に大災害があった日、天皇陛下が崩御なされた時などに用いられます。

専用のものが販売されていますが、特に決まった素材などを使わなければならないという指定もなく、手の込んだ細工も必要ないので、普通に手芸屋や百均などで黒い布を調達して自作するのが一番安上がりです。

 

 

以上が、賃貸住宅でもできる国旗掲揚の方法とルールになります。

これから国旗掲揚を検討するきっかけになったり、参考になって頂けると幸いです!

 

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