大分前に作ったものなのですが、なんだかんだ便利なので今更紹介します。
デスクトップPCはノートPCと違ってスペックに優れ、作業やゲームなどをスムーズに利用することができる反面、本体サイズが大きく、接続する機材も含めて机の上を専有してしまいがちです。
そんな机のスペースを広くすることとPCの置き場と使い勝手を良くするのがPCワゴンです。
PCワゴンとは、デスクトップPC本体を収納することができる台で、足元に置くことで机の上のスペースを広くしたり、キャスターで動かすことで掃除や整理整頓、模様替えなどを効率よくできるようにする利点があります。
しかし市販されているものはそのシンプルな見た目と作りの割に割高です。
本棚とかおっきいメタルラックとか普通に買えるよね
こんな単純な作りなら自前で安く作ることはできないか?
そんなきっかけの下で発案しました。
最初にやること
まず最初に必須なのがデスクトップPC本体のサイズを図ることです。
縦・横・高さの三方を図ってメモしておきます。
市販のものを買うにしろ自作するにしろ、PCワゴンはこのサイズが収まらなければなりません。
事前に大きさを図ることは必須です。
材料
全てダイソーで買い揃えました。
このPCワゴンはダイソーのメタルラック(ジョイントラック)で作ります。
材料は以下の通りです。
- ジョイントラック棚板 ✕2
- ポール ✕4
- 固定部品(4個組) ✕2
- キャスター(2個組) ✕2
- クロームメッキワイヤーネット(47.5✕22) ✕2
- 針金または結束バンド ✕8
棚板とポールのサイズはデスクトップPCのサイズに応じて選びます。
使う道具は以下の通りで、これらもなければ百均で調達できます。
- ゴムハンマー
- ペンチ
作り方
普通にメタルラックを組み立てるだけです。
棚板2枚を一番下と一番上にして組み立てます。
その後、横にワイヤーネットをメタルラックの幅に合わせてペンチでカットします。
カットするのにいささか力が必要になりますが、ペンチでカットすることは可能です。
カットできたらネットの両端上下に針金または結束バンドを使って両端のポールに固定して完成です。
今回使ったラックの棚板は20×45のサイズです。
ウチのデスクトップにはこれでちょうどピッタリ収まりました。
転び止めとして両サイドにパネルを設置しましたが、デスクトップ本体底部の足がラックの底板の溝に上手いことハマっているので、パネルが無くても横に転ぶ心配はありませんでした。
しかし応用で同じく百均で売っているダブルクリップを活用することでUSBケーブルのホルダーを設置することができます。
このワゴンの利点は低コストで作れることとメタルラックによる強度と通気性でホコリが溜まりにくく、PCの熱も籠もりません。
上の棚板には電源タップやUSBハブなども置けるので、周辺機器の整理整頓にも適しています。
PCの掃除をする際にはラック上部の棚板をゴムハンマーで叩いて外す手間がありますが、それを除けば非常に快適な仕様です。
床置きにすることで机の上も広くなるので、デスクトップPCを扱う人にはおすすめです!
デスクトップPCの設置位置検討の際の参考になっていただけたら幸いです!
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