苫田ダムに立ち寄った続きです。
今回の本命である奥津温泉です。
奥津温泉は美作三湯呼ばれている内の一つです。
結構な山奥なので、車でないとほぼほぼ行けません。
電車も最寄りと呼べそうな駅がほとんどありません^^;
かろうじてバスは通っているみたいですが、本数は少なそうです。
やっぱり自家用車で行くのが一番ですね。
特に目当ての温泉があるわけではなかったのですが、奥津温泉がどんな感じの場所なのかという好奇心から足を運んでみました。
とりあえず最寄りの日帰り温泉を目指します。
今回は日帰り温泉の「奥津温泉 花美人の里」を利用しました。
初見での第一声は「瓦屋根長ッ!」
見る限りここがこの辺りで一番大きい入浴施設と思われます。
結構このお屋根の通路長いんですよ。
撮影したこの位置でもまだ途中ですw
何かの撮影に使えそうですね。
ここでコスイベとかやったら面白そうだなぁw
さて温泉に入った感想ですが、意外とぬるめのお湯です。
湯郷は熱めだったのであまり長湯は出来なかったのですが、こっちは全体的に適度なぬるめで長く入りやすい感じでした。
でも露天風呂は結構熱かったです^^;
自分は熱いのは得意ではないので、ぬるめの室内の方に入り浸ってました。
あと湯船が広いのでのびのびと出来ます!
室内奥にある温泉なんかはドラクエとかのRPGに出て来る神殿内のお堀みたいな形をしてました。
ほんとなんかの儀式がやれそうな形でした…w
気になる方は是非一度足を運んでみてくださいw
温泉から出た後は周囲を散策してみました。
美作三湯の一つと言っても、温泉街と言うよりのどかな田舎町って感じです。
連休中なのに人気があまりない。
とても静かです。場所が場所なので来る人は自家用車を持った観光客や、ツーリングの方々、温泉を利用しに来た近隣の住民の人たちです。
大きなホテルは見当たらず、個人営業の旅館が立ち並んでいます。
そして、コンビニが…ない!飲食店もほとんど見かけません。
幸い道の駅があるようなので、そこが頼りになりそうです。
足湯がある。
っと思ったら、足湯ではなく洗濯場のようですw
ここでは昔から足踏み洗濯という伝統があるようで、
3月下旬から12月上旬の間定期的に実演が行われているようです。
その昔、山奥故に熊や狼の被害に悩まされていたため、それらを見張りながら川から湧き出るお湯で洗濯していたという風習の名残のようです。
ってか、狼がいたんですね…。
奥津荘という大変ご立派な温泉旅館がありました。
こういった建物は大好物なので周囲でカメラをパシャパシャ撮りまくってましたw
一度は一泊してみたいなぁと思いつつ後から調べてみたら案の定良いお値段でした^^;
しかしながらここは時間は短いですけど、日帰り温泉もやっているようです。
ここには鍵湯と呼ばれる名泉があり、今から四百余年ほど前、美作国津山藩初代藩主、森忠政がこの温泉を大層お気に召して、わざわざ鍵をかけて一般の入浴を禁止にしたことから鍵湯と呼ばれるようになったのが由来です。
この奥津荘ではその鍵湯へ実際に入ることができるようです。
訪問した頃には入浴時間が過ぎていたので、又の機会になりましたw
奥津荘の向かい側に実に絵になる良い感じのバス停がありましたw
こうゆうの、めっちゃ好きですw
遊ぶ場所や食べる場所には乏しかったですが、個人的に温泉の質が自分の肌によく合った感じがしました。
環境ものどかな雰囲気で結構癒やされます。
今度は宿泊で行けたらと思いますw
小さな温泉町で静かに、穏やかに過ごしたい人にはおすすめです!
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