先日、その恐怖は突如帰宅した私に降り掛かりました…。
外出して夜頃に帰宅した時、いつものように室内の電気をつけた時、視界に黒い動く物体を捉えました。
ええ…奴です…奴が我が城内に侵入してきたのです…
奴はおこがましくも我が足元を、眼前を躊躇なく堂々と横断していきました。
それも思いの外デカい…
もう度肝を抜かれました…(ーー;)
幸い手近な所にアースジェットを配置していたので、急な遭遇戦となりましたが、なんとか応戦することができました。
ただ、奴との実戦経験をある程度重ねている人ならわかるかと思いますが、アースジェットは奴にも効きますが、効きが悪いのです…。
数十秒ほど噴射してないと奴は倒せません。元はハエとか蚊とかの殺虫に特化してますからね…。
コロンと逝く前に隙間などに逃げようとするのでほんと難儀します…。
一人暮らしで、それほど室内を汚したりしなければ奴は侵入してこないだろうとたかをくくっていました。
今回はその見通しの甘さの反省も踏まえてGに対する対策についてまとめました。
Gの驚異
今更言わずもがなですが、Gの恐ろしさは見た目や動きの気持ち悪さもさることながら、その驚異的な生命力・繁殖力と神出鬼没さにあります。
1匹いたら100匹いると思えと言われてるように繁殖力が凄まじく、1匹始末しても第2第3のGが現れます。
加えて奴らは病原菌を運んでいる場合があるので、食器や食品周りを徘徊されると食中毒の原因にもなります。
私も食器棚に侵入されて棚も食器も全部洗う羽目になりました…(ーー;)
一人暮らしの身の上だとこれを一人で対処しなければなりません。
特に気温が高い真夏の時期は奴らの行動は活発化する性質があります。
奴らは隙間やドアや窓を明けている隙を狙って室内に侵入してきます。
夏の時期は風を通すために窓を開ける機会が多くなりますが、そんな時ほどGが侵入してくるのです。
奴らはわずかに開いた隙間や網戸の敗れた箇所などから侵入してきます。
これは戸締まりをしっかりする他ありません。
Gは5ミリ程度の隙間でもすり抜けて侵入してきます。
破れて穴が空いている網戸も早めに補修しておくことを推奨します。
Gの侵入対策
ゴキブリが家に侵入する目的は餌と水の確保です。
だからよく台所や洗面所などの水場で目撃されるのです。
奴らは食べ残しや生ゴミの臭いや水に誘われて室内に侵入してきます。
夏の時期は室内を掃除していても、ゴミの日前の生ゴミなどが気温の高さで腐り始めてガスを発生させます。
この臭いがゴキブリを呼び寄せます。
なのでゴミはなるべく溜め込まずに早めに捨てるか、ゴミ箱用の消臭剤などを設置して臭いを抑えるのと良いです。
そして万が一ゴキブリが侵入してしまった時のために、ゴキブリ用の殺虫剤もおいておく必要があります。
私も小学生の頃から夏休みに田舎のおばあちゃんちに行っていた頃から就寝時間の夜の台所は怖くて仕方がありませんでした…
人気のない台所に水などを飲みに行くと、カサッ、カサッ…って音がするんです…
そして振り向くと、戸棚や壁にでっかく黒光りしたのが張り付いてるんです…
そりゃもう鳥肌モノでした…(ーー;)
当時はまだゴキジェットも吹き掛けても効果が出るのに少し時間がかかりましたが、年月を経るに連れて、その殺傷力の威力は格段に増しました!
今では少し吹き掛けただけでコロンと逝かせます!
その進化の過程をおばあちゃんちで体験してきた自分としては感動ものの威力ですw
正直一人暮らしを始めた頃から今日まで『ちゃんと日頃から整理整頓や掃除をしとけばGはやってこないでしょ!』って、思い込んでましたが…撤回します。
やっぱりGは入ってくる時は入ってくるよ…
そんな時アースジェットでは火力不足が否めないので、ゴキジェットは一家に一本必須であると今回改めて痛感しました…。
万が一室内や家の内外に複数のG及び大人以外に幼虫のGを見かけた場合は、高確率で巣を作っている可能性があります。
その際にはゴキジェットだけでは全ての殲滅は困難なので、毒エサを用いて駆除をします。
その効果で定評のあるブラックキャップです。
安価でそれなりの個数を広範囲に設置できて、殺傷力も高いことで夏のお家の強い守りになります!
私も夏に入って1匹始末してから間を開けずに2匹目、3匹目と現れたことに業を煮やして設置を決断しました。
袋を開けた瞬間、ムワッとどえらい臭いがしました…
この臭いでGをおびき寄せるという訳ですね。
Gは主に食品や水気のある場所に出没するので、台所や洗面所などをメインに重点的に設置します。
連中は隙間や暗い場所を好むので、冷蔵庫の裏や細い隙間のあるスペース、シンク下の戸棚、洗濯機の裏などに設置していきます。
もちろん玄関の内側にも1個設置しました。
12個入りでこんなに必要か?なんて思いましたが、あっという間に使い切ってしまいました。
余った分は居間や自分の部屋にも設置しようと考えてましたが、台所や水周りの場所で全部使い切ってしまいました^^;
また、外からの侵入対策として、屋外用のブラックキャップもあります。
見た目ブラックではありませんが、コンクリートの色に馴染んで目立たないという利点があります。
裏面に両面テープが付いているので、平置き意外にも壁に貼って設置することも可能です。
んでやっぱり袋を開けた瞬間どえらい臭いがしましたw
設置場所は主に玄関・換気扇周り、庭・エアコン室外機周りです。
平置きだと雨が降った時に水没しそうだったので、全部壁貼りで設置しました。
壁に貼る時は平面なコンクリートでないとデコボコした壁には固着しないので注意が必要です。
設置場所もやっぱり暗い隙間系の場所を狙って設置しています。
8個あっという間に使い切りました。
効力も1年間は持ちますので、来年の今頃までは守り切ってくれます。
ブラックキャップの最大活用法はやっぱり内外に設置することだと心底思いました。
これ置いただけでも随分気持ちに余裕が出てきました。
アマゾンの辛口レビュアーの人たちですらべた褒めする実績がありますからねw
こんなのあっちこっちに設置したのって、コールオブデューティーでクレイモアばら撒いてた時以来ですねw
なんか設置するのが妙に楽しかったですw
しかしながらブラックキャップだけで完全防備とは言い切れないので、自分で把握できる限りの侵入経路を塞ぐ必要があります。
何気にどんなに真新しい家でも穴だらけなもんなんですよね…w
エアコン室外機のドレンホースからの侵入対策
エアコンの排水に使われるこのホースの水に釣られて、ホースを経由して室内に侵入するのです。
けれどご安心!ここからの侵入を防ぐための用品は既に販売されています!
ドレンホースからの虫の侵入を防ぐ防虫キャップです!
この商品は百均のセリアで販売されていました!
丁度我が家のエアコンも2台あるので、2個セットで助かりましたw
設置方法も簡単で、キャップをドレンホースに差し込むだけです。
ホースによっては14ミリや16ミリなどのサイズの種類がありますが、このキャップはその両方に対応しています!
差し込む側の手前が14ミリに対応し、真ん中は16ミリのサイズに対応しています。
つまりサイズの違いはホースの奥に押し込む深さでどうにかできる仕組みになっています。
ゴキブリは5ミリサイズの隙間からでも侵入しますが、このキャップのサイズなら大人のゴキブリは侵入できません。
ただし、2ミリサイズの幼虫のゴキブリは侵入が可能です。
そんなホイホイ小さいのが来るとは考えられませんが、対策をより盤石にしたければこのキャップの上に更に別売りの防虫カバーを被せることも可能です。
換気扇からの侵入対策
Gの好物な餌の一つとして油があります。
連中は油汚れの臭いにも誘われてやって来ます。
その油の臭いが出る場所と言えば換気扇です。
なんとGは換気扇からも侵入してくるのです…。
止まっている換気扇の隙を突いて外の換気口から室内に侵入してきます。
つまりこれを防ぐ必要があります。
換気扇における防虫対策用品というのは市販されていますが、大抵の場合は虫が入る隙間のない網付きの換気口のカバーとして売られています。
しかし私の場合は賃貸住まいなので、そんなものを扱ったら工事になってしまい、大家からの許可は必要だし、何より本当の自分の家でもない場所に自費でそこまでする必要性を感じません。
という訳で簡易的な処置で対策することにしました。
対策が必要な換気扇は台所、お風呂、トイレの3箇所です。
お風呂やトイレも水に縁のあるの場所なので、水欲しさに奴らも侵入してきます。
思えばこの部屋に引っ越して間もない頃に最初のGと遭遇した場所もトイレの換気扇でした…。
普通におしっこしにトイレに入った直後に頭上の換気扇に奴がひっついていたのには仰天しました。
以来今でもトイレに入る時は換気扇を見上げてから入っている有様です…(ーー;)
レンジフードの侵入対策
台所の換気扇(レンジフード)には専用の防虫用品は使わずに百均のもので対処しました。
我が家の換気扇は一般家庭や賃貸でも見かけるこのタイプですが、上にある横線上の穴と内側のライトが付いている箇所に奴らが出入りすることが可能な穴が空いています。
という訳でこの2箇所からの侵入を防ぐためにレンジフードのカバーを外します。
フードのカバーは内側の左右2箇所にある手締めできるネジを外すだけでカバーが外れます。
その際に換気扇本体を繋ぐプラグがあるので、それも引っこ抜けば取り外しは完了です。
工具は一切必要ありません。
引っ剥がしたカバーの内側です。
上の横線上の穴と下にある長方形状の穴を換気できる程度に塞ぎます。
使う材料はダイソーで売っていた200円の網戸の網です。
これとハサミとマスキングテープのみです。
マスキングテープはプラモを作る時に使っているものがあったので、それを使いました。
網戸の網を穴に合わせてハサミでカットして、縁をマスキングテープで固定するだけの単純かつ簡易的な処置です。
正直マスキングテープだとちょっと粘着力が弱いのですが、ガムテープなど強い粘着力のあるテープではなくあえてマスキングテープを選んだ理由としては、長期間貼り付けていても粘着が下にあまり残らないという理由があります。
だから何時でも取り外しができるし、部屋を出る時も原状回復に差し支えがありません。
要は奴らが侵入さえしなければ良いのです!
テープで固定ができたらあとは元に戻すだけです。
ちょっと見にくいですが、上の穴はこんな感じに塞ぎました。
これなら恐らくここから侵入される心配はないでしょう。
お風呂場・トイレの侵入対策
お風呂もトイレも換気扇の型が同じなので、やることも同じです。
これも隙間から侵入してくるので、虫が出入り出来ないフィルターを掛けて対策します。
用意したのは百均で売ってた換気扇用のフィルターです。
大きさも合っていて丁度2枚入っていました。
両面テープが付属していてそれを使って換気扇用の上にカバーする感じに貼ることができるのですが、ちょっと趣向を変えてみました。
あえて換気扇のフタを外して内側にフィルターを設置しました。
この換気扇カバーはカバーを引っ張り出して輪っかからフックを外すだけで簡単にカバーが外れます。
フックの箇所だけフィルターに穴を空けて通して、両面テープは使わずに天井とカバーでフィルターを挟むようにして固定しました。
お風呂場も同様です。
一人暮らしなので普段それほど換気扇を使わないのでこれで済ませました。
換気扇をよく使う人や家族で住んでいる人は百均ではなく以下のようなちゃんとしたフィルターを買うことをおすすめします。
このフィルターは交換時になるとフィルターに交換するよう案内が浮き上がる仕組みになっています。
百均のはそんな機能がなので、こっちがおすすめです。
総評
以上のように、私は急ピッチでG対策を整えました。
たとえ自分ちは大丈夫!と思えても、夏の時期は入ってくるんです…まじで(ーー;)
だから私も大急ぎで侵入口を塞いで、殺虫剤も揃えました。
人類以上に生命力が強いとされる奴らを決して侮ってはいけません。
電気つけた時に奴が眼前にいる光景は初めて映画のエイリアンを見た時のビックリなホラーに匹敵します…
(思えばアイツも宇宙ゴキブリだよな…素早いし隙間に入るし黒光ってるし繁殖するし生命力あるし…)
ともあれ…
夏の時期、奴らの脅威にご用心!
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コメント
こんにちは。ゴキブリ、嫌ですね。エアコンのドレンホースから侵入するとは思いませんでした。早速対策します。ありがとうございます。
参考になっていただけたなら幸いです!