【ネタバレ注意!!】エヴァンゲリオン考察 ~エヴァ4号機について~

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この記事ではエヴァンゲリオン新劇場版を主軸にTV版や旧劇場版の内容とも当てはめつつ本編では語られなかった空白部分の考察を書いております。

当記事ではエヴァンゲリオン4号機とその事故に関する考察をメインに書いております。

まだ本編を見ていない方にはネタバレになるかもしれない箇所があるかもしれませんので、予めご了承頂いた上で閲覧してください。

あくまで私個人として見解なので、情報不足や認識違い等もあるかもしれませんが、生暖かい目で見ていただけると助かります。

 

 

 

 

エヴァンゲリオン4号機とは

4号機は米国NERV第2支部が保有していた次世代試験運用機です。

外観はエヴァ3号機と同じでカラーリングはシルバーになっています。

 

 

次世代試験機というだけあって、正規の実戦運用型である3号機の機種をベースにしていると言ったところでしょうか。

この次世代とはエヴァの稼働時間を飛躍的に改善する新動力機関『S2機関』であり、従来のアンビリカルケーブルによる電源供給や内部電源の限界問題を全て解決できる無尽蔵のエネルギー供給を可能とする永久機関です。

新劇場版ではS2機関の名称は登場していませんが、以後はS2機関の名称を使って考察致します。

S2機関は本来は使徒が有するエネルギー源であり、世に言う『生命の実』と呼ばれるものです。

TV版で言う第4使徒のシャムシエルがコア以外ほぼ無傷で撃破された際にサンプルとして回収されたことで次世代技術として研究されていますが、新劇場版では使徒が完全に形象崩壊したためサンプル回収されたかどうかはわかりません。

少なくともこの生命の実をS2機関と称してエヴァの動力源として運用するための研究開発に用いられたのがエヴァ4号機です。

しかしエヴァ4号機はこの研究の途上で暴走し、研究施設もろとも消滅してしまいます。

原因不明の事故について

エヴァ本編の物語が急転直下の勢いで転がり始める発端となったはエヴァ4号機の事故だと考察します。

本編では事故が起きたと口伝て程度でしか登場していませんが、この事件を発端にサードインパクトへと物語を急速に推し進めました。

4号機の事故は、端的に見れば未知の技術の研究開発の過程で生じた不慮の事故として説明できますが、この事故の見解にネルフ特殊監査部に所属している加持リョウジは懐疑的な見解をしています。

物語ではこれ以上の検証が行われていないため、真相は新劇場版が完結した現在も闇の中です。

そしてここからが4号機の事故に関する私の考察です。

加持リョウジの見解に沿って考えたとして、まず4号機は事故が起きるような状態ではなかったのではないかと思われます。

ここで問題なのは、仮にこれが偶発的な事故でなかった場合、何だったのか?ということです。

有力として考えられる事が、誰かが何らかの目的があって起こした人為的な事故です。

目的として考えられることは、エヴァ4号機そのものの排除、または4号機の事故を利用して他の何かを排除したかったと言ったところでしょうか。

ここで言う誰かとして疑われるのはエヴァ4号機を保有し、S2機関開発元のネルフ第2支部と裏で暗躍している秘密結社ゼーレです。

とはいえ、初号機すら凌ぐ優位性のあるS2機関と貴重な戦力でもあるエヴァを犠牲にしてもネルフ第2支部に得はありません。

あくまで事故を起こすことが可能という条件のみで事故を起こす動機がありません。

当然最も疑わしいのはネルフの背後にいるゼーレですね。

恐らく4号機の事故はゼーレの意向によって起こされた意図的な事故です。

 

何故自分の手足となって働くネルフに対してそのようなことをするのか?

その理由として考えられるのが4号機の性質です。

前述したように4号機は永久機関であるS2機関搭載実験機です。

言うなればエヴァンゲリオン初の燃料を必要としない永久稼働可能なエヴァなのです。

従来の電源を有するエヴァでは電力供給と稼働時間の問題で行動範囲がほぼ限定されます。

アンビリカルケーブルの長さがエヴァの行動範囲と言っても過言ではありません。

4号機のS2機関の運用が確立すればその問題から完全に脱却することができます。

しかしそれは見方を変えればゼーレにとっては不都合な状況になってしまいます。

永久的にエヴァが稼働できるということは、いつでも、どこでも好きに動き回ることが出来てしまうということです。

そんなリードが外れた飼い犬をゼーレが放っておく訳がありません。

つまり4号機がでしゃばる前に始末したかったというのがゼーレ側の目的の一つです。

 

何故ゼーレはS2機関を4号機に搭載するまでネルフ第2支部を野放しにしていたのか?

という疑問ですが…これは恐らくS2機関の開発はゼーレ自身がネルフ第2支部に指示していたものだからです。

つまるところ、ゼーレは生命の実のサンプルを入手したことでエヴァへのS2機関搭載を目指していたのです。

理由はもちろん当初の人類補完計画のシナリオを遂行するために運用されるエヴァの動力源の確保です。

あの目まぐるしい人類補完計画のシナリオを実行するにあたって、アンビリカルケーブルに依存したままのエヴァでは遠からず行動に限界が出てきます。

その問題を解決する開発の手足として、ネルフ第2支部を利用していたのでしょう。

そしてネルフ第2支部もエヴァ4号機を使って見事S2機関の運用を確立・成功させましたと、仮定します。

それを見届けたことでネルフ第2支部のS2機関研究は用済みになったのです。

本件におけるゼーレの最終目的は恐らくS2機関の専有です。

このままネルフにS2機関を持たせたままでは何をしでかすかわからないし、永久機関の優位性を武器にネルフがゼーレに反乱を起こすリスクが生じます。

何よりこれで反乱を起こされた時の始末が面倒です。

エネルギー切れが解消されたエヴァを鎮圧するには物理的に無力化するしか無いからです。

エヴァ開発責任者の赤木リツコですらS2機関の詳細はほとんど知らされていなかったようなので、如何にゼーレにとって外部に漏らしたくない最重要機密事項だったのかがわかります。

あくまで自分一人が持つことで絶対的な優位性が約束されるのです。

これを両者が持って争えば不毛な戦いは避けられません。

そんな合理性を考慮してゼーレはS2機関の運用が確立し、そのデータを確保した段階でネルフ第2支部が余計なことを考え始める前に4号機を関係者と研究施設もろとも消滅させたのだと考えられます。

これはネルフを始めたとしたゼーレの下働きをする組織全般に言えると思うのですが、ゼーレは自分のシナリオを実現するために必要な材料や道具を下部組織に用意させながらも、事と次第によってはいつでもその組織を潰すことが出来る抹殺プロトコルを予め仕込んでいると思われます。

スター・ウォーズで言うところの『オーダー66』ですね。

エヴァの旧劇場版でも最終的にネルフ本部が戦略自衛隊に襲撃されるように用済み・または自分への脅威になった場合に備えて、これら下部組織設立や彼らに役割を与えた段階とほぼ同時期に組織の抹殺プロトコルを構築していると考えられます。

中でもゼーレのシナリオに大きく影響するリスクがあるネルフ本部やエヴァを永久的に動かせるS2機関開発元のネルフ第2支部は用が済んだり謀反を起こせば即時抹殺レベルの重要性と脅威度があるということですね。

ダミープラグを開発したゴルゴダベースが始末されたという話はなかったので、ゼーレも即時脅威にならなければ無闇やたらに即始末するってことはないのでしょう。

つまり4号機の事故も突発的ややむを得ない処理とかではなく、予め作られたシナリオとして仕込んでいた処理であったと考えられます。

そしてその抹殺プロトコル発動のトリガーはS2機関の完成ということです。

S2機関の確保が出来たことでゼーレは人類補完計画のシナリオをいよいよ本格的に加速させ始め、やがてサードインパクトへと運ぶ流れとなっていったのでしょう。

すなわち、4号機の事故はサードインパクトへのシナリオの合図だったのではないでしょうか?

この事故は単に事故として終わらせるだけでなく、後にエヴァ3号機の事故へと繋いでいく流れとして組まれています。

結局の所ゼーレから見れば、当初の役割を果たせばエヴァも人も組織も使い捨ての消耗品ということですね。

 

新劇場版ではS2機関の名称は出ていないため、必ずしもS2機関であるとは断定できませんが、少なくとも、エヴァをエネルギー供給に依存しない半永久レベルで稼働できる技術であることに違いはないと思います。 

この4号機の実験で確立した技術が新劇場版のQやシン・エヴァに登場するエヴァシリーズの動力源になっているのでは?と、考察しております。

ゼーレはこの当初4号機の事故で完全にこの動力を専有したものの、それはあくまでも技術を悪用した行動や反乱の防止と自分たちの準備が整う前にゲンドウなどのシナリを操作できる人間に渡したくなったと言ったところでしょうか。

流石にゼーレもゲンドウが何か企んでいることぐらいは多少なりとも察してはいたでしょうし。

シナリオの準備が整った頃合いを見計らってゼーレはゲンドウや引き続き自分の手足となるネルフなどの関連組織に技術を提供したのではないでしょうか。

そしてこれがエヴァ13号機を始めとしたエヴァシリーズの動力源として普及していったと…言うのが私個人としての考察ですw

 

恐らく公式からも今後4号機にまつわることはほとんど語られることは無いだろうと思い、ここに私なりの考察を記してみました。

あの難解な物語の多少なりとも参考になって頂けたら幸いです!

ひたすら4号機だけの個人的な考察でしたが、ここまでお読み頂きありがとうございました!

 

 

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