私がお気に入りのあまり円盤まで買ったアニメその7です。
ガン×ソード
2005年頃にテレビ東京で放送されていたロボットアニメです。
この作品に限らず、まだこの頃はオタク文化の黎明期みたいな時期なので、多くの名作が生み出されながらもオタク人口が増え始める最中であるためか、話題になるような要素はあるにも関わらず、その存在を知られずに埋もれていった作品が目立ちます。
実際、私もこの作品に触れたのは2010年以降になってから、従兄弟に偶然勧められて観たのがきっかけです。
当時DVDは発売されていましたが、一向にBlue-rayが発売する気配がなく、2017年になってようやくBlu-ray BOXが発売され、私は迷わず予約して購入しました。
作品は起承転結がしっかりと作り込まれていて、シンプルなストーリーながらも奥が深い設定で、一度観ると一気に引き込まれましたw
また、本作の監督はコードギアスを手掛けた谷口悟朗監督です。
ガン×ソードの魅力
ガン×ソードのストーリーは至ってシンプルです。
端的に言うと、恋人を殺された主人公の復讐劇です。
主人公のヴァンは自分の恋人を目の前で殺した右手が鉤爪になっている事以外正体不明の男、通称『カギ爪の男』を追います。
その道中、新たな仲間や協力者に出会い、時にたちはだかる敵と戦っていきます。
本作はロボットアニメですが、ガンダムやボトムズみたいなリアルロボットの類とは少し異なり、超常的な能力のあるスーパーロボットの要素とリアルロボットの要素が複合したような作りをしています。
作中では『ヨロイ』と呼ばれています。
この作品をとにかく面白く仕上げている要素は、敵も味方もとにかく個性派ばかりということです。
正直みんなアクが強いですw
1話目に登場する敵のモブ集団の親玉ですら非常に印象深い個性があります。
とにかくキャラ作りがよく作り込まれています。
彼らの存在感がとにかく圧倒的過ぎて度々メインとなるロボットの存在が霞みますw
私は谷口監督の作品はとても好きなのですが、監督の作品は設定が作り込まれ過ぎて放送するアニメの枠に収まりきらない場面がしばしば目立ちます。
このガン×ソードも26話の2クール仕立てですが、それを以ってしても語りきれてない要素があるように思えます。
後にノベルで語られてない部分も補完されましたが、それでもまだ足りない!
もういっそもう1,2クールやってくれよとすら思いますw
話は単純なんだけどそれだけ奥が深い作品です。
あと、この作品のOPもめっちゃ好きです!
歌詞ないけどバックの掛け声に賛同したくなりますw
私や私の友人らはこのOPがカラオケに登場することをずっと願い続けていますww
実はガン×ソードは私が今まで観てきたアニメの中で一番好きな作品です。
かれこれもう10年以上前の作品ですが、今から放送していても絶対好評を得られる作品だと思います!
この記事を書いてる間にもまたガン×ソードが観たくなってきましたw
めっちゃ面白いのでおすすめです!
最後に、私が作中で一番好きな台詞で締めくくります…
アディオ~ス!アッミ~ゴ~~~~!!
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