2020年4月10日、スクウェア・エニックスよりPS4ソフト『FINAL FANTASY VII REMAKE(ファイナルファンタジーⅦ リメイク)』が発売されました!
当初2020年3月3日の発売予定が延期して4月10日と運びです。
私は予てより予約して、発売日からのプレイです。
発売日が丁度仕事の日と重なってたので、会社に頼んで隣接していた公休日と入れ替える形で仕事を前倒しにして発売日に遊ぶことができましたw
日曜日にも有休を入れた5連休作ってガッツリ遊べるFF休暇を作り上げたっす
ほぼほぼ昼夜を問わずFF三昧で遊んで、先日ひとまず1周目をクリアしましたので、感想を書いていきたいと思います。
FF7の魅力
本作は現代文明と近未来の科学技術、そして魔法やモンスターなどのファンタジー要素が絶妙なバランスで織り込まれた世界観とそれにまつわるストーリーと個性的なキャラクターに引き込まれます。
一件気難しそうな内容の作品に見えますが、ストーリーはわかりやすく、原作をやってない人でも楽しむことができます。
ゲームとしての感想
グラフィック
言わずもがなの綺麗さです!
細かい箇所まで綺麗に作り込まれています!
原作は最初期の3Dだったので本当にポリゴン状態でした。
それが今となっては別物ですw
かつてのフルCGアニメ『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』の映像さながらです!
ってかもう画質的に超えてますねw
その画質でゲームができるなんて、当時は『できたら良いなぁ』レベルでしか考えてませんでしたが、まさか本当にできる日が来るとは思いもしませんでしたw
ストーリー
本作はミッドガル脱出までというシナリオを分割する形で販売されています。
ミッドガル脱出までといえば原作ではそれほど長い場面ではありません。
一日プレイすれば普通にそこまで達することができます。
ところがこのリメイク版は長い!それも良い意味で!
休暇中、朝から日付変わる深夜まで遊び続けること5日間をフルに使ってようやく1周目をクリアしました。
リメイクと言うだけあって元の原作のストーリーの主軸を踏襲しつつ、そこに追加要素や原作ではあまり語られてなかった話やサブキャラのことなどを掘り下げています。
特にサブキャラ関連への掘り下げには力が入っており、原作では本当に一瞬レベルのちょい役もしっかりと登場して物語に必要なキャラとしてちゃんと存在しています。
また、本作からの新キャラも多数登場します。
どれも出しゃばり過ぎずに絶妙なポジションでその役割を果たしているので、存在に違和感はありません。
本編以外にもサブクエストやミニゲームなどが盛り込まれているので、ボリュームはかなりある方だと思います。
過去のFF作品によっては演出にこだわるあまりムービーばかりで映像ゲーなんて言われていたこともありましたが、本作もムービーはあれど全体的に見るとムービーの箇所は全体の約3分1ほどの量でゲームとして遊ぶ場面の方が圧倒的に多いです。
上手いこと演出とゲーム要素を織り交ぜています!
戦闘システム
原作と異なって本作の戦闘は基本的にアクションです。
大まかに攻撃・回避・防御の3つに分けられます。
また、本作の特徴として『ATB』という仕様があります。
ATBはゲージが各キャラに2つ設定されており、時間経過と敵に攻撃をすることでゲージが貯まるようになっています。
溜まったゲージ一個の消費につき通常の攻撃・回避・防御以外のスキルや魔法、アイテムを使うアクションを1回操作することができます。
中にはATBを2個分消費して使用できるスキルなどもあります。
ATBを使用してアクションをする際は戦闘が超スローモーションになるので、よっぽど攻撃を受ける直前でなければ考えてアクションを選ぶ猶予があります。
中々画期的な機能ではありますが、ATBは時間経過よりも敵に攻撃を当てることでゲージが貯まりやすくなっている性質上、戦闘が不利な時でも攻撃を当てないと貯まりにくいので、味方が全滅して自分が瀕死状態でポーションを使いたい時でもATBを貯めないと使うことができないのがかなり厳しいです。
戦闘有利時には優しく、戦闘不利時には厳しいのがATBという機能です^^;
その他に原作にもあったリミットゲージもあります。
ATB以上に貯めにくい代物ですが、発動時の大技の威力は抜群です!
しかし、原作と違って発動時に敵との距離が離れていたりすると攻撃を外す場合があるので、敵との距離をちゃんと確保した上で発動する必要があります。
魔法や一部のスキルは原作と同様にマテリアを装備品にセットすることで習得・強化することができます。
各武器には別枠で召喚マテリア専用の枠が設けられており、召喚マテリアをセットすることで戦闘中に召喚獣を召喚して戦闘に参加できるようにしています。
戦闘で操作するキャラクターは主人公のクラウドに限定されず、コントローラーの方向キー一つで戦闘参加中のキャラクターへ必要に応じて瞬時に切り替えることができます。
この機能は画期的です!かなり重宝していますw
敵のスキを突く一瞬のアクションを要する時などに非常に便利です!
その他にも戦闘アクションが苦手な人や原作由来のコマンド入力式の戦闘を好む人のために戦闘をオート化するクラシックモードの機能も備わっています。
クラシックモードの時の敵の強さは『EASY』ほどに下げられているので、自動化にしたせいで負けるという心配はありません。
悪夢のミニゲーム『けんすい』
基本的にネタばらしは控えますが、これだけは用心して欲しいと思うことがあります。
ミニゲーム『けんすい 上級』だけは覚悟して挑んでください!
あれはガチで難しいです!
ゲーム内では確かに苦戦するボス戦がいくつもありました。
しかしそれを差し置いてしまえるほどこのミニゲームはおぞましい難易度があります…
ボス戦は大体1,2回もコンティニューを繰り返す程度には勝てます。
けんすいはもう何回やり直したのか覚えてすらいません…(ーー;)
けんすいの場合、ボタン入力のタイミングゲームなので、入力ミスが命取りになります。
初級や中級なら多少のミスは問題ありません。
上級になると一度でも入力ミスをすると致命的になってしまうので、たとえそこまで順調に進んでいてもすぐにやり直しです。
かといってノーミスを意識してスローペースだと相手に一気に追い越されてしまうので、スピードも要求されます。
これが難しい…
これを攻略するのに30分~2時間は掛かるものだと思ってください。
1ゲーム2回戦行われる内、例え1回戦目で有利な回数の差を付けていても2回戦目で必ずCPは追い上げてきて接戦状態になります。
自分の場合、1回戦目25対15で10回差を付けましたが、2回戦目ですぐ追い越されました…(ーー;)
CPは1回戦目の開始早々に一度ミスをします。そこでまずこちらの回数を稼ぎます。
1回戦目は20回以上は欲しいところです。
それ以降CPはミスをほぼしない上、速度がアップして追い越しに掛かってきますので、こちらもペースを上げる必要があります。
いきなり入力ペースを上げるとミスに繋がりやすいので、タイミングとしてはボタン連打の場面をスピードアップのブースターとして利用するのが良いかと思います。
連打の場面はいくつかありますが、全部スピードアップに利用すると今度は入力が早すぎてミスになってしまいます。
なのでスピードアップは2~3段階ぐらいまでにとどめてそれ以上のスピードを出さないようにした方が良いです。
残りはそのペースを維持するだけでいいです。
相手が追い越しに掛かってきてテンパりますが、ここで焦ってペース上げようとしてミスるのは恒例のトラップです。
今にも追い越されそうになっても追い抜かれても焦らずにペースを維持します。
CPは2回戦目の終了間際に再びミスをするからです。
ここが勝敗の分け目です。
ここで稼げる数回分でCPを上回る事ができたら勝利はほぼ確定です。
どんなに頑張っても最後は1~3回分差の接戦の結果になります。
勝利には43回前後の回数が必要なので、前半後半で20回分ずつを稼ぐ必要があります。
自分は45対43で勝ちました。
この勝利を得るのに2時間を要しました…
ラスボス戦でもここまで苦戦はしませんでした…w
ネタばらしを控えても、これだけは先にご報告しておきたいと思った所存です…
ほんと、ガチで苦戦しますんで…
これを一発でクリアできたらあなたは相当すごいっす
総評
自分も一応PS版FF7はプレイ済みの身ですが、今作のリメイク版の完成度は正直に言って予想以上でした。
備わっている各機能に無駄がありません。
シナリオもリメイクしたことで更に話に深みと壮大さが加わりました。
FF7の名に負けていない神ゲーと言っても過言ではないと思います!
この調子で続編に期待したいですw
果たして続きは何年後になるんでしょうね…?w
本作で発表から発売までざっと5年を要しています。
まぁ長い目で見ていくしかないですねw
いずれにしてもファイナルファンタジーVII リメイクはおすすめできるゲームです!
興味が出たら是非とも遊んでみてください!
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