夏の時季にかけて出てくるゴキブリなどの害虫問題で同じく悩ませるのが家の中を何匹も飛び回るコバエことショウジョウバエの問題です。
夏になるとスーパーやドラッグストア、ホームセンターなんかでもコバエ対策グッズが特設コーナーが設けられていたりもしますが、正直な所これらグッズを用意したからといってコバエを完全に追い出すことはできません。
グッズと一緒にある程度家の中の環境を改善する必要があります。
ゴキブリ相手にも言えることですが、ショウジョウバエなどの害虫は家の中の臭いに引き寄せられて入ってきます。
そのため駆除グッズを置いていても臭いの元を断たない限り次から次へと入ってきます。
その臭いの元の代名詞とも言えるのがゴミ箱です。
夏の時季、中でも30度近くやそれ以上の気温に達すると生ゴミなどの腐敗が急速に進み、蓋がついているゴミ箱でも腐臭が漏れ出るようになります。
高い気温は害虫の活動も活発化するので害虫問題の条件が意図せずに揃ってしまうのです。
殺虫剤を販売するメーカーも断言しているのですが、この問題を解決する一番の方法はゴミをまめにかつ早く出すことです。
しかしゴミの日の問題でそんな毎回毎回まめに捨てることはできません。
特に猛暑日の時季は一晩で生ゴミが腐って臭いを出すようになることもあります。
そんなゴミ箱周りに対する環境対策を紹介したいと思います。
対策1.ゴミ箱を変える
コバエが一番集まる場所は恐らく台所周りが全般だと思われます。
普段から掃除をして食べかすや汚れを取り除いていても生ゴミを捨てているゴミ箱から漏れ出る臭いに引き寄せられてきます。
一体どうやって侵入しているのか、蓋付きのゴミ箱でも中に侵入しています。
そこで対策するのが生ゴミの臭いが漏れにくいゴミ箱を用意することです。
ゴミ箱もピンキリですが、あまり高いお金をかけられなくても多少なりとも密閉機能があるないでその差は大きいです。
蓋を開けた瞬間にブワッと何十匹ものコバエが飛び回る大惨事を抑える効果が何であれ期待できます。
対策2.ゴミを洗うこと
生ゴミに限らず、洗い流せる汚れのついたゴミは水洗いしてから捨てることで腐敗臭を抑えることが出来ます。
肉や魚が入っていたスチロールの容器やラップ、カップ麺やインスタントみそ汁などの容器やスープの袋なんかは臭いの元になりやすいです。
多少面倒でも水洗いしてから捨てることをおすすめします。
対策3.生ゴミを袋詰にして捨てること
切った肉や魚、野菜の皮などのゴミや油汚れを拭いたキッチンペーパーなどの洗ってもどうしようもないゴミは小さな袋などにまとめて詰めて口を縛ってからゴミ箱に捨てます。
昨今はレジ袋が有料化したことで袋が地味に不自由ですが、スーパーなどで肉や魚を買う際に使う小さな透明のビニール袋を活用すると良いです。
また、ゴミ箱内のゴミ袋もあまり使わない時間帯などは袋の口を折りたたんで洗濯バサミなどで固定しておくと臭いを抑えることが出来ます。
対策4.ゴミ箱を天日干しすること
ゴミ箱は家の中ではある意味トイレ以上に不衛生になりがちです。
ゴミを溜め込むだけ雑菌の温床になりやすく、空にした後も中々臭いが落ちません。
それだけでもコバエを寄せ付けます。
そこでこの問題に効果があるのがゴミ箱の天日干しです。
方法は以下の手順になります。
- ゴミ出し後の空になったゴミ箱をウェットティッシュなどで中の汚れやゴミをきれいに拭き取る。
箱の外側も汚れていたら綺麗にします。 - ゴミ箱内をアルコールスプレーで消毒する。
百均で売っているもので十分です。 - ゴミ箱を日当たりの良いベランダなどに出して天日干しする。
吹いたアルコールも一緒に乾かすことが出来ます。
朝に天日干しを始めれば午後や夕方前まで干せれば十分です。
アルコールによる消毒と太陽光の紫外線殺菌によるダブル除菌効果で大抵の雑菌はこれで死滅します。
そのためゴミ箱に染み付いた臭いはこれだけでほぼ落ちます。
曇って日が出ない時期でも同じように外で干せば直射日光ほどではないですが殺菌効果があります。
またゴミが溜まると同じように臭いも染み付くので、定期的に天日干しすることをおすすめします。
以上が私が夏場によくやっているコバエ対策です。
これでもせいぜいコバエが増えにくいってぐらいなので侵入する時は侵入してきます。
そんな時は市販されているコバエ対策グッズを活用します。
対策グッズもそんな大量のコバエ相手でなければすぐに消耗せずに少し長めに使うことも出来ます。
夏の時季を悩ますコバエ対策の参考になれば幸いです。
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