とうとう元号が平成から令和に変わりました!
その丁度変わって間もない頃、私は有休を使って遠出をしていました。
岡山県 湯原温泉
前々から行ってみたかった場所です。
元々親類の縁で岡山に足を運ぶことが多かったのですが、湯原温泉のある真庭市は親類の方からはかなり距離があったため、スケジュールの調整が合わせにくくて中々行くことが出来ませんでした。
今回はもう湯原温泉に行くことを前提にスケジュールを調整したので、ついに念願が叶ったり!でしたw
近頃仕事や日常でも人間関係に心底辟易していた身だったので、一人で親戚から借りた車を運転して行ってきました。
5月連休のど真ん中なのに高速道路は全然混んでもなく、到着した現地でも観光客はそれなりにいますが、駐車場も満車ではないし、しかも無料で開放しているという振る舞いぶりでしたw
湯原温泉は岡山県内の温泉「湯郷温泉」「奥津温泉」と共に「美作三湯」と呼ばれています。
私は過去に湯郷も奥津も行ったことがあるので、今回でついに美作三湯を制覇することになりますw
湯郷には湯郷の、奥津には奥津の魅力がそれぞれありましたが、湯原はどうだろうか…?
そんな好奇心に駆り立てられますw
美作三湯などと言うとなんだか大きな観光地的なイメージが湧きますが、湯郷も奥津も、そしてここ湯原も一大観光地というほど大きな場所ではありません。
いずれも山奥にひっそりとある静かな温泉地といった感じです。
この通りには温泉旅館がいくつか立ち並んでいます。
こじんまりとしたものからでっかいホテル並みのものまであります。
足湯がありました。
勿論無料で利用できますw
人もごった返してるって訳じゃないので、のびのびとできそうです!
町は川沿いに沿って作られているようで、真横には底までくっきり見える川が流れています。
渓流釣りを楽しんでる釣り人さんもいました。
5月にちなんでか、鯉のぼりが掛けられていますが、手前側にある鯉っぽくない物体はサンショウウオらしいですw
湯原温泉は特別天然記念物のオオサンショウウオをマスコットシンボルにしているらしく、鯉に混ざってオオサンショウウオを象った鯉のぼりがいるのです。
(…てか鯉より多いね^^;)
ちなみにここではオオサンショウウオは「ハンザキ」と呼ばれているらしいです。
由来となる説はいくつかあるらしいのですが、それらをの説を裏付ける要素はあまりないみたいです。
つまるところ、由来はよくわからないってことですね。
通りにめっちゃ気になる遊戯場がありましたw
昔懐かし感がハンパない!ww
温泉に入った後に軽く遊べたりすると良いですよね!
けれども私が来た時には閉まってました…残念!
思いの外リーズナブル!
うん、めっちゃ遊んでみたかったw
メインの大通りから外れて地元住民の生活感ある裏道を歩くのが個人的に好きな神倉テツです…w
明らかに観光客向けじゃない細道とか見かけるとついつい足を止めて写真を撮ったり、ニヤニヤしながら細道を歩いておりますw
そう、こんな道とかw
裏道から細道、細道から細道へとウロウロするのが好きです。
この狭い空間がなんか無性に好きだったりします…w
ここは水路になっていたので、水がチョロチョロと流れる音がします。
つまりこの水路側に寝床がある部屋では涼し気な水音を聞きながら寝れるってことっすよね!
良いなぁ…w
っていうような感じのことをやってます…
変質者全開ですんません…(ーー;)
古き良き昭和感がハンパない商店がありました!
右側のポカリのポスター、めっちゃ若い頃の舘ひろしさんだよね?
今も現役で使われているみたいですw
観光客もそれなりにいるのですが、ちょっと裏通り入るだけでめっちゃ静かです。
まぁ、表通りも人混みなんてありませんが、これはこれで一人の世界を愉しめますw
せっかくなので観光がてら川を上流に沿って歩いて行きます。
見ての通りとっても山深いですw
突き当りにはでっかいダムがありました。
これは真庭市の一級河川「旭川」の上流に建設された中国地方最大の面積を誇る「湯原ダム」です。
治水や水力発電に用いられているそうです。
位置からして湯原温泉はこのダムの麓にあることになります。
丁度このダムの前にはニジマス釣り(右奥の方)や24時間利用可能な無料の露天風呂「砂湯」(右手前の屋根っぽいのがあるとこ)があります。
ちなみに砂湯は混浴ですw
余談ですけど、ここから川を下流に沿ってよく眺めてると、釣り堀から命からがら逃げ切ったであろうニジマスが何匹かたくましく育って悠々と泳いでいましたww
こんな場所でしかまず見ないであろう立て看板がありましたw
隠すのもさることながら、いくら混浴だからってニヤニヤしながら入らないようにね!
まじであぶねー人にしかみえねーから!
そんなこんなで道草はこの辺にして本来の目的を目指します!
そもそも私がこの湯原温泉に行きたいと思った理由は、美作三湯の湯郷温泉と奥津温泉を既に制覇しているので湯原も入れた完全制覇を目指す!っていう安直な理由です。
けれどもその後にとにかくここに一度足を運んでみたい!と思えるきっかけが見つかりました。
それはとある一軒の温泉旅館でした。
元禄旅籠 油屋
この旅館をひと目見たいと思ってはるばる足を運びました。
このお店、外観とお店の名前からして、何か覚えがありませんか?
そう!このお店はジブリでおなじみの「千と千尋の神隠し」の舞台「油屋」のモデルの一つと言われています!
自分、この油屋のデザインが結構好きで、これのモデルになった場所を是非見てみたい!と、いうのが湯原温泉に行きたいきっかけになりました!
まぁちょっとした聖地巡礼みたいな感じですw
ネットで湯原温泉をググってみた際に偶然この油屋を見かけ、お店にある「油」ののぼり旗を見てめっちゃテンションが上りました!
千と千尋の神隠しの油屋にも同じのぼり旗がありますよね!
これは恐らくモデルに用いられた要素だと思われます!
それを是非見たい!という好奇心でしたw
それをついに生で拝むことができて写真も撮影できたので満足です!
…とは言っても、ただ見て撮るだけではもったいないし申し訳もない。
何よりお店の中も見てみたいし!
幸い、ここは宿泊はせずに温泉の日帰り入浴が可能だったので、大人一人千円で入ってきました。
温泉は室内風呂と露天風呂が一箇所ずつありました。
広さは両方共大人三、四人でキツいぐらいな感じでした。
しかしながら利用者が私一人だけだったので、温泉独占です!w
特に露天風呂の「いそうれの湯」は最高でした!
ぬるめのお湯で結構長くまったりと浸かることができますw
あんなのを一人で毎回独占できたら最高ですねww
連休ど真ん中だというのにめっちゃ癒やされ満喫できました!
この油屋の看板、めっちゃ良いっすね…w
ほんとこの手の建物好きですわ~w
さて本命の訪問も終わってお土産の温泉まんじゅうも買ってあとは帰るだけだったのですが、もう一箇所寄り道をしてみることにしました。
湯原温泉ミュージアム
湯原の歴史資料の展示や多目的ホールなど設けた公民館みたいな感じです。
資料室もありましたが、そっちには足を運ばずに古本や卓球などができるレクリエーションルーム的な場所に入ってみました。
別に大した目的もない物見遊山だったのですが、椅子に座って一休みしていると、ふとテーブルに置いてあるものに目がつきました。
交流ノート
要は自分がここ湯原に訪問したぞー的なことを好きに書けるノートです。
色んな人の挨拶がまとめられてる感じです。
ちょくちょくこーゆーのは色んな地域や施設で見かけますね。
ほとんどがちびっ子の落描きだったりするんですが、たまにガチの絵師さんがガチの絵とさり気ないのにさり気なくない挨拶をさらっと描いてたりするので、それを見るのが案外楽しみだったりしますw
案の定このノートにもそれらしい方のが数人ほどありましたw
ってな訳で私もせっかくなので描いてみました。
言っとくけど、あたしゃガチの絵師さんじゃないから絵のクオリティ云々に文句は言わんでくれよ~w
でも最近描いてなかったら、次もどこかでこうゆう交流ノートに描くのに備えて絵の腕を上げておきたいと思いましたw
これから湯原温泉に行って、温泉ミュージアムの中にある交流ノート№2を開くと、神倉テツの直筆のイラストと挨拶を拝むことができますよ~ww
そんなこんなな湯原温泉訪問でした!
それほど娯楽施設などが充実してるってわけではないのですが、静かで落ち着いた感じが理不尽な社会で揉まれた疲労困憊の身体にはよく効きましたw
一人旅とかでまったり過ごすのには最高かもしれません!
次回は宿泊とかもできたらと思います!
皆々様も是非湯原温泉に足を運んでみてください~w
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