今から3年ほど前に同様のテーマの記事を書きました。
当時の記事に書いたことは実践することで一定の効果はありましたが、やはりその後も夏の時季になるとゴキブリと遭遇しました。
トイレから台所、自室まですべての部屋を2日に一度のペースで掃除していても奴らは現れます。
何故そうなるのか?
今回は前回の記事を継承して改めてG対策を再検証して実践したことを書きます。
まめに掃除してもゴキブリが出る原因
ゴキブリは自宅内で巣でも作られない限り外から侵入してきます。
それは自宅のどこかに侵入できる場所があるということです。
前回の記事でもそれら侵入口を塞ぐことは紹介していますが、それでも出てくるということは他に侵入経路があるということです。
ゴキブリが巣を作りそうな場所
私の経験上の話ですが、ゴキブリは巣を作るとしたら主な場所としては、以下のものがあります。
- 台所のシンクの下や裏側
- 冷蔵庫や洗濯機の裏側
- 洗面台の下や裏側
シンクや洗面台の裏側は普通は覗くこともできませんが、壁や床の境目のどこかに細い隙間や小さな穴などがあったりします。
その穴を塞いでしまえばGの侵入を防ぐことが出来ます。
冷蔵庫や洗濯機の裏側は日頃から定期的に掃除などができれば奴らの温床になることはありません。
その方法は以前以下の記事にて紹介しました。
賃貸でもできるゴキブリが侵入しそうな穴や隙間を塞ぐ方法
ゴキブリが家に巣を作らない予防や侵入した際に逃げ場を無くすにはまず奴らが入り込みそうな隙間を塞ぐことが一番です。
マイホームの一軒家ならDIYの一環で好きにできますが、賃貸物件の部屋では改築的な予防は簡単には出来ません。
そこで賃貸でも一軒家でも簡単かつすぐに隙間を塞ぐ方法があります。
それはアルミホイルで隙間を塞ぐことです。
千切ったアルミホイルを適当に丸めて隙間にはめ込むのです。
形状が変幻自在かつ劣化もしにくいので隙間を塞ぐの最適な素材です。
床や棚・壁同士の隙間などに押し込んで隙間を塞いでいきます。
大きめの隙間なら適当な棒状のものにアルミホイルを巻き付けてかさ増しをするなどして工夫します。
部屋を引き払う時もアルミを引っこ抜いて捨てればおしまいです。
即席ながらも長期的に侵入を防ぐことができるので効果的です。
盲点だったゴキブリの侵入経路
我が家の場合、ゴキブリが出てきた場所は主に台所、洗面所、トイレです。
自室やリビングにはほとんど出たことがありません。
窓を開けっ放しにしたせいで侵入したことは1,2回ほどあったけどね
前述しましたアルミホイルで目に見える隙間はほぼ全て塞いでいました。
この段階でも今までより発生頻度は減りましたが、それでも出る時は出ました。
戸締まりもしっかりしているのにどこから入ってきているのか?
そんなある日のことです。
台所のシンク付近に一匹出てきました。
つかさずゴキジェットを取って対応しようとしたのですが、すぐに逃げられてしまいました。
この時気付いたのですが、このゴキブリは蛇口の根元付近に逃走してそのまま消えたのです。
この蛇口の根元をよく見てみると、水道管を通す壁の穴にわずかな隙間がありました。
幅はせいぜい5ミリあるかないかの隙間です。
本来この隙間は業者がコーキング剤で塞ぐ穴なのですが、経年劣化でコーキングがボロボロになって穴が空いた状態になっていたのです。
そこで翌日、百均のセリアに行って接着剤コーナーにあるシリコーン補修材を購入しました。
ホームセンター等にあるコーキングでは量が多すぎるので少量で販売されている百均がおすすめです。
この程度の補修は自前でできるので自分で補修しました。
既に塞いだ後ですが、ちょう水道の根本右斜下付近の隙間からゴキブリは出入りをしていました。
少量ずつ隙間に注入していき、はみ出た部分はティッシュで拭き取ります。
ひとまず少量でざっくり埋めたら一旦乾かし、乾いたら再びかさ増しして乾かしと3段階で隙間を埋めました。
補修材の容量は15グラムしかないのですが、足りないか?と思いながらも使ってみたら半分以上余りました…w
余った分は他に劣化している場所の補修に使いました。
これをやってから台所ではほとんどゴキブリと遭遇することはなくなりました。
去年は7月後半から8月にかけて2,3日に1,2匹は遭遇するペースだったのが今はゼロです。
どうやらこれが我が家のメイン侵入経路だったようですw
しかしそれから二週間後ほどのことです。
再びGが現れ始めました。
しかしこれは台所というよりは洗面所・トイレ方面から来た感じがしました。
トイレは以前換気扇にフィルターを掛け、洗面台の隙間もアルミホイルで埋めています。
他に侵入しそうな穴がどこにあるのか?と探してみたところ、またしても思わぬ場所に穴がありました。
それはトイレの水道管が通る床の隙間です。
床に便器へ通じる水道管が突き出ており、その突き出た水道管と床の境目にわずかばかり隙間ができていたのです。
おまけにこれ、境目にカバーが掛けられていたのでカバーを持ち上げるまで全然気付きませんでした。
穴はアルミで塞げそうだったのでそのままアルミで塞ぎました。
また、この他にも便器の根本と床の境目にも同様の隙間ができていたのでアルミで塞ぎました。
これも境目をカバーで隠されていたので今まで気付きませんでした。
これらを塞いでからはトイレ周辺からGが出ることもなくなりました。
これで我が家はGが侵入できる穴を全て塞いだ!と、信じたいです…w
結論
ゴキブリが入りそうな穴や隙間はアルミホイルで埋める
百均のアルミホイルで十分です!
埋めてもどうしても剥がれそうな感じがしたらマスキングテープなどで固定すると良いです!
水道管やトイレの根本に隙間がないかチェックする
シンクや洗面台、トイレなどの水道管が通る根本と床の間に隙間を埋めるパテが劣化して剥がれていたり、そもそもパテが盛られていないなどで隙間や穴が空いていませんか?
見つけ次第パテやアルミホイルで埋めることをおすすめします!
どこから入ってきているのかわからない場合は視線を低くして探してみること
床から上を見上げるようにしてみると棚や洗面台などの思わぬ死角の隙間があったりします。
懐中電灯で照らしながら探すのがおすすめです!
これが今回実践して学んだ私の結論です。
窓やドアを開けっ放しにすると入ってくるとよく言われていますが、ゴキブリは基本的に夜行性です。
実際、昼間外であれらが徘徊している姿ってあまり見かけることはないと思います。
つまり夜よっぽど窓やドアを開けっ放しにでもしない限りそんな頻繁にそこから侵入することはないのではないか?と私は考えます。
逆に昼間でも活発に活動するとしたら暗い場所、つまり地下からの侵入です。
窓もドアも開けっ放しにしていない、まめに掃除もしているのに遭遇頻度が多いということは地下、つまり上下水道管が通る場所にGが侵入できる穴や隙間が開いていることが原因ではないか?という考えが本記事のテーマになります。
Gの被害に悩む人達の参考になればと思います。
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