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【ブログでアニメやゲーム記事書く人注意!】いつの間にか著作権侵害行為になっています!

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作成日:2018/10/21 最終更新日:2019/11/11

 

私も人のことが言えた義理じゃないんですけど、私と同じようにアニメやゲーム、漫画、映画などの作品を紹介するブログをやっている人って多いと思います。

実際、私もそういった方々の記事を読みますし、読んで自分の記事に参考にもしています。

そんな時にちょくちょく目にするのが、記事に貼り付けている『画像』ですね。

近頃はアニメやゲームの映像をキャプチャ画像にして簡単に用意することができるから、それらを気軽にブログの記事に載せて紹介している人が多いです。

けれどもそれって、誠に残念なのですが著作権侵害になってしまうのです…。

著作権はどこにでも存在する

基本的に全てのコンテンツには著作権が存在します。

たとえ自分が操作してをキャプチャした画像でも例外はありません。

以下の方法で入手した画像を記事などに載せると、著作権侵害に該当してしまいます。

主な著作権侵害に当たる画像の入手方法

  • Webサイトなどの画像
     ※他所のサイトや公式サイトのものでも関係ない。
  • 放送・再生中の映像のシーンのキャプチャ画像
     ※ゲームのプレイ画像も該当します。テレビやモニター越しから撮影して載せてもアウトです。
  • 公式サイトなどで配布されている壁紙画像等
     ※無料で提供されていても著作権は存在します。また、記事に載せた場合は『複製』や『再配布』にも該当します。
  • 漫画などの書籍のページ内を撮影した画像
     
    ※これも言わば昨今問題となっている漫画や同人誌の海賊版を配信している輩と同じ行為になってしまいます。

大まかではこんな感じです。

恐らくこの他にも色々あるかと思います。

これらは自分の内々…つまり自分のPCの壁紙や画像のコレクションとして持っている分では問題ありません。

しかしネット上に公開するなどの不特定多数を対象にした情報発信をすると、著作権侵害行為にあたります。

著作権は至るところに存在し、些細な行為一つで違反行為になってしまいます。

自分がゼロから作り上げたもの以外には必ず誰かの著作権が存在していると認識するといいです。

著作権に違反しないようにすることは当然と言えば当然のことなのですが、これじゃがんじがらめになって何も書けないじゃん!

って思いますよね。私もそう思います…^^;

しかし、ちゃんと然るべき手順を踏まえれば、これらの画像を載せることができます。

引用を活用する

現状著作権が存在するコンテンツを正当に利用する方法は『引用』が主体となります。

引用とは、自分が作成したコンテンツではなく、著作者が誰なのかを明記した上でコンテンツを表示することです。

このやり方はちゃんと法に基づいて許されている方法です。

(著作権法 第三十二条に記載されております

よく画像や文章の下の端っこあたりに『引用元:○○』などの文字がある記事を見かけませんか?

これらが引用を行っているものにあたります。

これを用いることよって、ブログでも好きなアニメやゲームなどのコンテンツの画像などを載せて紹介することができます。

引用のやり方

それほど難しいものではありません。

  1. 記事に載せたい画像をサイトからダウンロードする
     ※極力公式が配信しているものが良いです。
      見知らぬサイトの画像だとそのサイト自体が著作権侵害して画像を載せている可能性があり、それだと引用しても大元のコンテンツの著作権に違反します。

  2. 記事に画像を載せ、その下に引用元であるサイトのリンクを貼る

     ※ここで言う『引用元』とは、コンテンツの著作者の公式サイトやコピーライト表記などではなく、使用する画像が掲載されているページを表示できるリンクになります。

     ※リンクが無かったり、画像データそのもののリンク(直リンク)、使用する画像が掲載されていないページのリンクを貼り付けても『引用元』として成立しません。

参考例としてはこんな感じになります。

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引用元:神倉道楽堂

自分が書いた本文とは別であることを区別するための囲みを作り、その中に画像と引用元を記載します。

これで引用が成立します。

ちょっと面倒ですが、こうすれば著作権の侵害にはなりません。

はてなブログの場合は記事の作成画面に『引用』のボタンがあるので、それを活用すれば良いかと思います。

 

ただし!

引用の枠に当てはめれば何してもOKという訳ではありません!

例えば、アニメやゲームの映像をスクショした画像を引用枠にはめて引用元に公式サイトのリンクを貼り付ける行為は、引用として表示していても著作権違反と認識される可能性があります。

引用するコンテンツは、引用元から直接拾ってきて、編集・加工を一切行っていないコンテンツが原則です。

(例えば、ゲームまたはアニメの公式サイトに掲載されているシーンのサンプル画像など)

そのため自分でキャプチャーした画像は自分で編集・加工したものになるため、引用が成立せず、著作権違反になってしまいます。

また、どこかの個人ブログなどで明らかに著作権違反している画像などを引用することも当然著作権違反行為になります。

安全性を考慮して、引用は基本的に公式サイトなどのコンテンツを対象にすることをおすすめします。

 

コンテンツを提供する公式側から許可を得ていない限り、キャプチャー画像は著作権違反になりえるものと認識してください。

引用しないで画像を載せる方法もある

著作権によって他者のコンテンツの表示には引用が必要ですが、ちょっと特殊な例外もあります。

その一つがアマゾン・アソシエイトプログラムです。

つまりAmazonが提供しているアフィリエイトです。

アソシエイトからAmazonの商品ページリンクを作成し、ブログ記事などに貼り付けるものです。

この貼り付けるリンクは、テキストと画像両方もあれば、片方のみでも貼り付けることができます。

つまり、アソシエイトから記事にしたいコンテンツの画像のみを引用無しで載せることができます。

この場合の著作権はAmazonに移行しており、自分が著作者であるAmazonのアソシエイトに参加して、アフィリエイトとしての運用を許可されていれば、コンテンツを自分のブログに載せても良いということです。

これはAmazonに限らずアフィリエイト関連全般に言えることですね。

単に画像ではなく、広告として貼る意味合いもありますので。

けどそんな都合の良い画像なんてAmazonぐらいにしかないと思いますが…^^;

ちなみに私はアニメやおすすめアイテムの紹介などでアソシエイトの画像を度々使っています。

やり方はアソシエイトで作成した『画像』コードをブログ記事のHTML編集で貼っ付ければ出来上がりです。

参考例として、以下の画像がアソシエイトのものになります。

 

 

画像と言ってもその本質は広告なので画像をクリックすると商品ページに飛びます。

余談ですが、商品画像をダウンロード保存して記事に載せるのは例えアソシエイトに参加していても著作権侵害になります。

あくまで広告(商品リンク)として用いられているから引用なしでも大丈夫ということなのです。

 ゲームのキャプチャー画像について

ゲームのプレイ中の映像をスクリーンショットでキャプチャーした画像も著作物に当たります。

これは自分ではなくゲームを開発した会社側の著作権です。

当然そのままブログなどに掲載すると著作権違反になります。

ただ、ゲーム会社によっては普通にブログなどの記事にしてもOK!という会社もあれば、著作権の侵害になるからNG!っていう会社もあります。

これらを確認する方法は、ゲーム会社のホームページに記載されているならそれを確認するか、どこにも書いてなければゲーム会社に直接問い合わせるしかありません。 

もし画像掲載の許可をもらえた場合、許可を得ていることを記事に記載しておくと良いでしょう。

でないと誰かに著作権違反を指摘され、通報される可能性があります。

 

また、ゲームによっては公式サイトの規約等にキャプチャー画像の使用を許諾しているものもあります。

しかし、内容に商用・営利目的での使用を認めないと記載されている場合、ブログなどによっては規約違反からなる著作権違反になる可能性があります。

特にアフィリエイトやアドセンスを利用しているブログは一般的には営利目的のブログとして認識されます。

(そのため、私のブログも営利目的のブログになります)

中には大めに見てくれるゲーム会社もあるかもしれませんが、著作権違反をしていることを第三者に指摘・通報されたりしたら、会社側は立場上最悪の場合、野放しにする訳にもいかずに訴訟に発展させる可能性も懸念されます。

そのため、公式が許諾している画像でも営利目的の利用が認められていなければ、使用を諦めるか、イチかバチかの可能性に賭けて会社に問い合わせることを推奨します。

許諾を得ている場合は対象のゲーム記事またはプライバシーポリシーなどに許諾している旨を記載しておくことで第三者からの指摘・通報を未然に防ぐ事ができます。

 

ちなみにPS4でゲーム内のスクショをツイッターやフェイスブックに投稿できるのはPS4の『シェア機能』を利用しているから許されている方法です。

ツイートなどで『#PS4share』のタグとかが付いてますよね。

これがあるから投稿しても著作権侵害にならないのです。

だからPS4でスクショした画像をPCなどの外部機器に送って、ブログの記事などに用いるのは、シェア機能を利用していないので著作権侵害になってしまいます。

その反面、シェア機能を利用したツイッターのツイートなどを記事に埋め込んで投稿するのはシェア機能を利用しているのでOKです。

You Tube動画の埋め込みについて

基本的に他人が投稿した動画を共有するという意味合いとなり、著作権の侵害などの違法にはなりません。

ただし、共有した動画で商売や過度な誹謗中傷、対立を煽るような使い方はアウトです。

また、共有する動画も明らかに内容が違法なもの、著作権を侵害していると思われるものを共有して記事に投稿すると、You Tube側はもとより、動画に利用された大元のコンテンツへの著作権侵害になりかねないので、注意が必要です。

本来お金を払って聴くべき音楽をYou Tubeを介して聴くような動画もアウトです。

訴えられたら元も子もありません。

だから私の場合は、埋め込む動画はなるべく元コンテンツを提供している公式が投稿している動画を埋め込むようにしています。

公式が無料配布している画像やその他のコンテンツについて

ゲームやアニメなどの公式サイトで壁紙などが無料で配信されていることがありますが、これらは無料だからといって好きに使って良いという訳ではありません。

前述したように自分のPC内でのコレクションや壁紙として利用することに限られます。

これらの画像をSNSやブログ、動画などとネット上にアップロードする行為はコンテンツの無断転載や再配布などに当たり、著作権侵害行為となります。

たとえ画像に公式のコピーライト表記がされているから著作権は公式に帰属していると思えても、そもそも公式がネット上へのアップロード・金銭などが生じる商業活動の広告として用いて良いと許可をしていなければ著作権侵害になってしまいます。

 

著作権フリーの画像素材を配信しているサイトでもやっていいこととやってはいけないことがあります。

そもそもこれらは著作権フリーと言っても、実際は使って良い用途が限りなく自由に近いという内容で、著作権を完全放棄していない場合が多いです。

サイトからダウンロードしたコンテンツをそのままで別の場所で無断でダウンロード配信できるようにする再配布することはフリー素材を扱うサイトでは代表的な禁止行為です。

中には営利目的や商用サイトでの使用がOKのものとNGのものがあります。

その他にもアダルト系の内容があるサイトでの利用はNGなんてこともあります。

そのためフリー素材を利用する際には一番最初にサイトの利用規約を一読し、これから自分がコンテンツを利用する目的が違反行為になっていないかを確認する必要があります。

いくらフリー素材とはいえ、違反行為をすればサイトを運営する著作者から訴訟を起こされる場合があります。

 

必ず、公式に無料で配信されているコンテンツを使う際は自分の使用目的に問題がないかを確認してください。

著作権を侵害している人が多い件

多くの記事を見ていると、大勢の方が引用などを用いずにそのままキャプチャ画像を載せている無断転載の人が多いです。

状態としては著作権侵害の違法行為ですが、多くのコンテンツの著作者側はそれらを黙認している節があります。

それは、投稿しているユーザーがコンテンツを盛り上げる宣伝の役割をしてくれているからという理由があるのでしょう。

だからよっぽどのことがない限り訴訟を起こそうとしない。

恐らく過度な誹謗中傷や脅迫・恫喝、金銭を稼ぐようなことに利用すると即刻訴えられます。

著作者側からすれば、宣伝してくれることは大変喜ばしいことでしょうが、内心としてはやっぱり無断転載はせず、許可を取るなり引用を用いるなりをして欲しいと考えていると思われます。

言わば、今も訴えられずにキャプチャ画像を投稿できているのは、著作者の善意によるものだと認識しておいた方が良いです。

だからってやっても良いというわけではありません。

周りがやってるから自分もやっても大丈夫なんて考えは、くれぐれもしないでください。

著作者から見れば、その気になれば無断転載している人を訴えることはボタン一つでできるくらい容易な条件が整っているのです。

つまり無断転載で著作権侵害していることに気付いているにせよ気付いていないにせよ、著作権侵害をしている人は、自分はいつ訴えられてもおかしくないという状態になっているのです。

そしてもし訴えられたら言い逃れができません。

袋のネズミ、まな板の上の鯉になるしかないのです。

著作権侵害行為はそんぐらい危なっかしいポジションに立っているのです。

だから、もし自分が気付かずに著作権侵害してることに気付いたら、著作者の善意に感謝しつつ、さり気なくそっとコンテンツを削除したり、引用に修正した方が良いと思います。

その方が自分も著作者もWIN-WINになれます。 

自分は著作権侵害をしていないか確認してみましょう

私も最近になってちゃんとできているか?と改めているところです。

私としては当ブログは著作権侵害をせず、『著作権法 第三十二条』に基づいてオタクな趣味と日常生活を実用的に充実させていくコンテンツをこれからも提供していきたいと思いますので、善処していきたいと思います。

けれどもしかしたら気付かぬ間にうっかり著作権侵害をしていることもあるかもしれませんので、もしそれにお気付きになりましたら、ご指摘頂ければ幸いです。

自分でもチェックして修正していくよう心掛けておきます!

著作権にはくれぐれもご用心ください!

 

 
この本は法律の解釈よりも、「実際にどうしたらいいのか」を解説します!
 
 
 

 

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