神倉道楽堂

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【昔話】私が小説家・シナリオライターを目指そうと思ったきっかけの話

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最初の原点

私は普通科の高校を卒業した後、専門学校に通いました。

ジャンルは舞台などの役者および声優です。

あろうことか当時の私は声優を目指していました^^;

アニメやゲームへの憧れや、それまで目立たなかった学生生活への不満に反発の力が生じてしまったのでしょうね…当時はとにかくそれ以外のことは頭に入りませんでした。

元々コンテンツを楽しむことは好きだけど、そのコンテンツそのものを作ることにも大変興味がありました。

だから作る側になりたいっていう強い願望があったのです。

これは今でも変わっていませんねw

専門学校へ2年間通い、卒業後は養成学校にも入りました。

しかしその過程で自分の目指す方向に疑念が生じるようになりました。

まぁ実際のところ、声優なんてそう簡単に目指せたものじゃありません。

レッスンの量もさることながら、何よりも自分が表現したいものが上手く表現できないことが特にキツかったです。

同時に、人間関係が非常にシビアでした。

自分一人で完結できる仕事だったらまだしも、舞台の役者も声を演じる声優も、常に他の人間との連携が要求されます。

これがまた中々のくせ者で…専門学校でも養成学校でもグループで活動するのがメインだったのですが、グループメンバーの人間関係が悪いこと悪いこと…w

特に私は当時最も仲が悪いとされた奴同士のグループに参入させられることに定評があり、毎日ギスギスとした空気に参ってました…(ーー;)

また、授業の一環でやる舞台も、メンバーの誰かが台本を覚えてこなかったり、舞台の中間発表という重大な日に平然と休む輩もいて、凄まじい迷惑を被りました。

この時から私の声優への憧れは当初の頃よりも半減していました。

自己中が多い声優志望者

どうにも声優や役者を目指す人ってのは必要以上に己の自己主張が激しいです。

自分がそうだと思った考えを人に押し付け、臨機応変に曲げようとしない。

我が強く常に自分中心で物事を動かそうとするので、相手のことをまるで考慮しない。

あたかもこちらのことを考えたような物言いをする時もあるが、明らかに周りに自分の体裁良く見せようとする見え透いたパフォーマンスだし、そんなつもりはないにしても相手の目線ではなく自分の目線で見た「違うそうじゃない」的なオチばかりです。

私は周りが熱くなると逆に冷めるというひねくれた性質を持っているので、彼らが自己中心主義という過度な熱をお互いにぶつけ合っている間に私は客観的に物事を見るスキルを培いつつ、声優への意欲が失せるのにも拍車がかかりました。

特に舞台の練習や発表の当日に平然と休む奴は本気でぶちのめしたくなりましたねw

自分の落ち度や相手の意図しなかったミスとかならまだしも、意図的な非協力による怠慢で足引っ張られて恥かくのが自分とか、何の冗談すかw

また、結局いくら努力を積み重ねても、報われないのがほとんどです。

もう即戦力になれるくらい凄まじい才能を持ってる人間ならともかく、それ以外の人間は如何に可能性の見込める原石であってもほぼ業界のコネクションの前に膝を折ります。

つまり、コネがないとやってけないってことです。

結果、私は養成学校で声優を諦めました。

やる気のない他人に足を引っ張られるのはごめんだし、その気になればまたどこかで縁があるようなきっかけがあるでしょうという根拠もない楽観視をして声優への道を放棄しました。

とはいえ、自分の物づくりへの意欲はまるで失せませんでした。

ここで言う私の作りたいものとは、アニメやゲームなどのサブカルチャー系の創作です。

鉄骨組んでビル建てたいとか、工場でなにか作るみたいなやつじゃないよ!

自分の仕事に人が加わらないと形にもできない仕事は信用ならない。

最低でも自分一人でも「自分が作ったもの」という形を作ることができる仕事が良い。

人に足を引っ張られて自分の作品一つ形作る事ができないことがとにかく許せませんでした。

物書きに憧れる

私がこの時着目したのが、文章を書くことでした。

専門学校時代、何度か舞台の授業で台本を書く機会がありました。

元々小学生の頃から作文は得意分野でしたし、文章を書くことも好きだったので、台本作りは率先してやっていました。

当時の友人に台本を読んでもらった時の感想は共通して「ラノベみたいw」でしたww

そりゃまぁ自分の願望が混じってるからねw

そのことを思い返して、自分で考えた物語を形にすることを考えるようになりました。

絵も描けなくはないけど、やっぱり作品の本筋そのものを自分で作りたい。

自分の世界観を形にしたいという願望が新たに目覚めました。

そうしていま現在の私はシナリオ・小説を書けるプロの作家を目指すようになりました。

作家活動は別名義でやっており、二次創作物では概ね好評価を頂いていましたが、完全オリジナルはまだまだ未熟な上、自分が納得できる完成に導くことができていません。

そのため現在もプロットや設定をかつてないほどに吟味して、慎重に執筆を進めています。

途中で投げ出さないようにするために…w

完成した暁には作品を紹介する…かもしれませんw

 

以上が、私が小説家・シナリオライターを目指そうと思ったきっかけの話でした!