神倉道楽堂

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【日本語でおk】ドタキャンかまして極論や曖昧な言い方で話が噛み合わない卑屈な友人にやった対処法と考察

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これは先日、私の友人との間で実体験したことです。

その友人は高校時代の部活の後輩で、高校卒業から今に至るまで一緒に遊んだり飲んだり旅行に行くような仲です。

ぼちぼち付き合いも長いので、お互い多少のわがままや面倒事、厄介事なども何のそのです。

かと言って全部が全部完璧と言う訳でもなく、抜けてるところや変なところはよくあります。

そんな些細なきっかけから面倒なくらい大きな仲違いをすることは人付き合いにはよくあると思います。

今回はそんな火種を炎上させずになんとか上手く消火に成功した一つの事例を紹介したいと思います。

事案の発生

今回はこんな事がありました。

最近はお互い忙しくて会ってもいなかったので、久しぶりに遊ぼうじゃないかと私が持ちかけました。

予定は二つ作りました。

一つは普通に会って遊ぶ日、もう一つは他の友達も連れて釣りに行く日です。

いずれも1ヶ月前から事前に誘って賛同を得ています。

予定を来月~再来月に設定しつつ細かい日程は後日調整する形にしていました。

ところが友人はそろそろ頃合いとも言える時期になっても中々連絡をしてきません。

そこで『スケジュールはどうなのよ?』と、ラインで数回問い合わせてみたところ、ようやく返事が来てとりあえずしばらく予定合いそうに無いですわ。皆様で行ってきてと、来ました。

典型的なドタキャンです。

彼のドタキャンは今に始まったことではありませんが、今回はちょっとムカッとしました。

まぁそもそもドタキャンは何時でもムカッとしますけどね

私と会って遊ぶ方のスケジュールは別にいいのですが、他の友達たちと釣りに行く方のスケジュールは彼らも日程を調整してきているので『とりあえずしばらく予定合いそうに無いですわ』の一言で済ませられるのはたまったもんじゃありません。

他の友人らも巻き込んでのドタキャンは周りの空気を悪くします。

そんな不穏な空気を生み出しておいて軽々しい一言で済ませられて、後の空気を取り持つ事後処理に追われるこっちはブチギレ寸前です。

かと言ってこっちキレて向こうも逆ギレしたら生産性が無いので、野郎の態度を論破する戦法を取ることにしました。

事案への対処

まず私がやったことはラインで回りくどい言い回しはせずに真正直に真正面から物を言いました。

事前にお互い付き合い長いからオブラートに包まずに率直に言うけどと、宣告をしました。

ドタキャンする立場にしては態度がデカ過ぎだろ。 (※中略※) 皆暇人じゃないんだからなんだかんだ時間調整に難儀してスケジュール調整してるってこと理解してる?絶対にドタキャンするなとは言わないし、申し訳無さそうにペコペコしろとは言わんけど、他の奴らにも迷惑を掛けるのだから不快に思わせないようにする努力ぐらいはしようや

ってな感じに言いました。

ストレートに言いましたが、彼も感情論でものを言う人間ではないので、こんなことで癇癪を起こすタイプではないとわかった上での直球勝負です。

案の定彼は反発することなく素直に自分の非を認めました。

ちゃんとドタキャンの理由も説明したまでは良かったのですが、最後の方で『俺はこうゆうタイプの人間だから、態度が云々気になるならもう俺とは関わらない方がいいと思うよ。改善させるつもりがないから』

ってなことを言ってきました。

逆ギレではなく極端に卑屈になるタイプですね。

正直なんでそこまで極端にしたがるんだ…(ーー;) って思います。

これじゃあたかも自分はこれからも強気(傲慢)な態度は改める気はないみたいに見て取れますよね…はっきり言ってムカッとしました。

が、言ったところで余計卑屈になるのが目に見えているので見る角度を変えてこう言いました。

別に君の人間性を改善しろとは言ってない。約束事やドタキャンだけはデリケートに扱えって言ってるだけ

恐らく彼は自分の人間性を否定されたと認識して卑屈な態度で反発したものと思われます。

しかしながら私が言ったのはドタキャンする時の言動がよろしくないって言っただけで別に彼の人間性に物を言った覚えはありません。

そこで『約束事』や『ドタキャン』という単語を『物』に例えて、壊れ物を扱うみたいにもうちょっと慎重に扱えという意味合いで言いました。

物の扱い方に人間性の本質や否定が触れるようなことはありません。

壊れ物をどこかに運ぶ時、人から『壊れやすいから慎重に扱ってね』って言われて『自分の人間性を否定された!』なんて捉え方をする人はそうそういませんよねw

お陰様で彼もそれ以上は反発も卑屈にもなりませんでした。

認識の相違

彼の話を聞く限り、わかってはいましたが彼は別に悪意や傲慢などからそのような言動をしてしまった訳ではありませんでした。

いきなり『しばらく無理』とか言われたら『一体どうしたの?』って反応することは至って自然なことだと思います。

彼の場合、自分がドタキャンする理由の内容があまりよろしくないということから『しばらく無理』という曖昧な表現で柔らかい感じを持たせて相手を不快に思わせないよう配慮をしたつもりみたいです。

『しばらく無理』とか一切聞き入れない完璧シャットアウトみたいな内容であるこれのどこが柔らかいのか正直未だに理解できません。

自分の彼氏・彼女とかにいきなり『しばらく無理』とか言われたら普通にビビるし傷つくでしょ? 相手が友人だからって柔らかい表現になるという方程式が全く理解できないっす…(ーー;)

結局のところは彼が自分の体裁を気にした上での事でしたが、明らかに自分の本意とは真逆の内容で相手に認識されやすい言動です。

それが文字だけのチャットの中なら尚の事です。

彼自身は申し訳ない気持ちからでた言葉かもしれませんが、文字だけで自分の感情を乗せることは非常に難しいです。

よっぽど具体的な内容を書いておかないと相手には伝わりません。

むしろ真逆。良い方向・悪い方向のどちらからでも捉えられる曖昧な内容を前にすると、人は本能的にマイナス…つまり悪い方向から認識し始めます。

これは受け取る側の一種の防衛本能なのかもしれません。

プラスの方向に考えたていたのに、実はそれがマイナスの内容だっと発覚した時の不意討ちからくる自分への精神的または肉体的なダメージを恐れているのだと思います。

だから先にマイナスの方向から考えて認識することで、来るダメージを最小限に抑える守りの姿勢から固めておきたいという備えですね。

その結果、彼の言動は彼の本意に反してマイナス方向…つまり、あたかも軽々しい、上から目線な傲慢な態度の言動として捉えられてしまったのです。

勘違いされないための対処

彼のような卑屈なタイプは自己否定を特に恐れます。

ちなみに自分も卑屈系だから自己否定は超怖いっす

前述したような防衛本能によって自分の言動に対して否定的な内容は自分の人間性を否定しているものとしてを認識してしまいます。

別にこちらは彼の人間性を否定することが目的ではないので、そこは最優先に違うということを事前に宣告しておきます。

一応言っておくけど、これは別に君の人間性を疑うような話ではないよ。といった事を踏まえた上で言うべきことを言います。

曖昧な内容は人から自分の本意とは真逆のマイナスに捉えられやすいこと、そうならないために具体的な内容を説明して欲しいと言いました。

彼は自分の言い分を具体的に説明しないことが悪い癖です。

これは相手側の忖度に依存してしまいます。

しかしいくら付き合いが長くても全く同じ人間ではないのだからそんな心境推し量れる訳がありません。

まして文字だけのテキストチャット内でどうしろってのよ?

日本人は『空気』をやたら気にする民族なので尚の事その悪しき風習があらゆるところで無自覚に根付いています。

そんな高度な要求スペックを完璧に自他共に満たせる訳ないとわかっていてもついつい気付かぬ内にやらかしてしまうものです。

そこで彼には『自分の意見・意志を表明するならちゃんと『何故なら…』の部分を付けてくれ』と、言いました。

学校の英語の授業とかでよくある『私は○○が好きです。何故なら…』『何故なら…』です。

理由をちゃんと言ってくれと言っても中々理解してくれなかったので、『理由』という単語を『何故なら…』に置き換えて言いました。

人間同士の理解レベルというのは我々個人が想像している以上に低いものだと思います。

私は彼がドタキャンの言い方を『しばらく無理』という言い方が柔らかい表現だと思ったからという意図が全く思い付きもしませんでした。

彼自身が『そういった意図だったのよ』と解説してようやく『そうだったのか』と認識できたレベルです。

『いくら付き合い長くてもそんなレベルなんだよ?』って言ったら流石に彼も納得して『以後はちゃんと伝わりやすいように気をつけるよ。長文ばかり打たせてごめんね』と言ってくれました。

これにてひとまず大元の火種を炎上させず未然に消すことに成功しました。

そうなのです…こんな単純な理由を説明することですらこの記事みたいここまで長い文章を書かないと伝えることが出来ないのです…

まじ人間って面倒な生き物っす

卑屈になりがちな友人・知人と炎上しないための結論

今回の一件で自分が考えた三つの結論です。

 

率直に言えるような仲の相手なら正直に自分の意見を伝える

その際にはお互い付き合い長いからオブラートに包まずに率直に言うけど…みたいな『攻撃するから衝撃に備えろ』みたいな事前通告をして相手のダメージをちょっとばかし抑えるようにしておく。

 

相手の極論には乗らずに角度を変えて意見を言うこと

『自分とは関わらない方がいい』などの極端な卑屈に走る言動は自分の人間性を否定されたと思い込んでいる証拠です。

これは君の人間性を否定するような話じゃないといった相手の人間性を否定していないことを事前に伝えたり、改善して欲しい事を『物』に置き換えて『デリケートに扱って欲しい』といった旨を伝える。

 

自他共に自分の意見・意志を表明するならちゃんと後から『何故なら…』を付けるように言うこと

相手のプラスとマイナスのどっちからでも捉えられる曖昧な言い方を鵜呑みにせず、具体的な理由を聞くようにする。

人は本能的に悪い方向から考え始めます。言い方が曖昧や大雑把な言動だと自分の本意とは真逆の方向に相手に受け取られます。

そこで勘違いされないように必ず『何故なら…』などの具体的な理由を補足したり、相手に求めるようにする。

 

以上が、私が今回実体験で学んだことです。

もうかれこれ彼とは10年以上の付き合いになりますが、まだまだわからないこと、如何ともし難いことはそこかしこにゴロゴロ転がっています。

それでもここまで長く付き合ってこれているのだから、決して理解し合えない・犬猿の仲と言う訳ではありません。

別にお互い喧嘩したくてする訳じゃないし、望んで極論に走るような真似をしている訳ではありません。

双方が互いにあっちが先に折れて欲しいという願望が先走って余計な失言や行動を招いてしまうものです。

そういったアクションを取ってしまう一歩手前で一時停止してみていやいや待てよ。もしかしたら…?みたいな感じに自分が自分に一度問い掛ける猶予を作っておくことで起きる炎上の可能性を未然に防ぐことができるかもしれません。

私自身も今回は色々と学ぶところが多かったので、今後の自分の行いに反映させていけたら良いなと思いました。

 

以上がお見苦しい私個人の人間関係の様相ですが、ご自身の身の回りの人間関係に対する参考に多少なりともなってもらえたら幸いです。

 

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