仕事で疲れたり、物事が上手く行かなかったりしてストレスが悶々と溜まっていく時ってありませんか?
そんな時必要なのはストレスの発散ですが、これが中々難しい…。
好きなことや楽しいことをやってても完全に発散できない時があります。
この答えは人それぞれで異なるのでなんとも言えませんが、私の場合は、心底嫌気が差した時や、してやったりな自分を褒めちぎりたくて止まない時に、美味いものを食べるようにしています。
そんな時、私がとにかく食べたいのは肉でした。
それもでっかいの、ペラペラの薄い肉じゃなくて塊の。
口の中いっぱいに頬張って、思いっきり噛み締めて、口の中で肉汁が溢れる様を愉しめる分厚いステーキが食べたい!!
…と。
しかしステーキって店で食べるとなると地味にいい値段しますよね…(ーー;)
別に必要とあらば出費も惜しみませんが、ファミレスのステーキじゃ物足りないし、近場にそんなに良い!って思えるような店もない。
そんな時、自分で上手く肉を焼く方法ってあるかな?と考えた。
安い肉を買って、自分好みの加減に作れないか?と。
アメリカンなステーキが食べたい
この時の私は高級レストランの芸術作品みたいなステーキよりも、豪快でガッツリと攻めるアメリカンスタイルのステーキに焦がれていました。
だから適当にアメリカンステーキでググってみました。
すると検索結果の欄にこのような記事を見つけました。
この興味深いタイトルに目が留まりました。
これは今まさに自分が求めている理想的な内容じゃないか。
そうして私はホットペッパーグルメのオウンドメディア【メシ通】
で、工藤真衣子様の書いた件の記事を拝見しました。
ステーキの焼き方がとても丁寧でわかりやすく、何よりも美味そう!!
私はこの記事を参考に自分でステーキを焼くことにしました。
材料
材料も調理法も上記の記事と同じです。
- 牛肉(ステーキ用)
- オリーブオイル
- バター
- 塩
- 胡椒
- ニンニク
- ローズマリー
牛肉は地元の格安スーパーで485グラムで479円(税別)で売ってました。
税込ませても500円弱!レストランで注文するよりも安い!!
しかも脂身も少ない!私は脂やサシが入っているよりも赤身の肉が好きなので、この肉は理想形でした。
オリーブオイルはフライパンに敷く油用です。サラダ油でも十分です。
調味料はバターと塩と胡椒とニンニクとローズマリーのみです。
参考にした記事と少し違う部分は、塩を岩塩にしました。
岩塩は普通の塩よりも尖ってないまろやかな塩味なので、肉との相性も良いのではないかと思いました。
胡椒もブラックペッパー単体ではなく、ホワイト、グリーン、ピンク、ブラックのペッパーが入ったミックスペッパーにしました。
ミックスペッパーは単体のペッパーよりもスパイシーな風味が際立つので、食欲が俄然そそられます。
特にピンクペッパーの良い意味で独特な風味が癖になります。
ローズマリーに関しては実家の植え込みでおどろおどろしく成長してたのがあったで、そいつの枝をちょっと拝借してきました。
ローズマリーって、生きることへの渇望が半端ないので一気に成長します。
これもこの間まではちょこんとした小さな苗だったのです。
今も雑草さながらの勢いで伸び続けています^^;
これがあったからこのレシピを挑戦しようと思ったきっかけにもなってます。
ハーブって一度植えると有り余るぐらい成長しますので、日常的にハーブをよく使う人なら、お店で葉っぱ数切れを買うぐらいなら苗を買って庭に植えておくと良いかもしれません。
材料が揃ったら今度は下準備です。
下準備
- 事前に肉とバターは冷蔵庫に入れたままにせず、常温に戻しておく
- 肉は予め両面に包丁で切れ込みを入れてスジを切っておく
こうすることで焼く時に肉が縮んで固くなるのを防いだり、火の通りを良くする効果があります。
筋切りの目安は肉の白い部分を切る感じです。
全体に格子状の切れ目を入れました。
筋切りができたら今度は味付けです。
- 塩と胡椒で両面をしっかりと味付けをする
私が使っている岩塩とミックスペッパーはミル付きで直に粗挽きするタイプです。
個人的には粗挽きと肉って相性いいかとて思います。
塩も胡椒も若干多めにかけています。
ちなみに胡椒は多めかけると後が結構辛いのですが、スパイシーな風味のパンチが絶大で、逆に少なめや程よいを意識してやってみた時は物足りなさを覚えました。
案外、辛いと思えるぐらい攻めた方が良いのかもしれません。
このステーキを作る魅力の一つとして、下準備は肉が入ってたトレイで全て完結できることです!
使う道具もフライパン、包丁、フライ返し、スプーンだけなので、一人暮らしの身にも優しいです!w
- 味付けができたらこのまま15分ほど置いておく
自分はこの間にその他の家事ややることを済ませてるので、結局30分ぐらい置いてしまっています^^;
大丈夫です。そんぐらい置いてても全然美味しいですw
下準備が整ったらいよいよ焼きです。
調理
- 皮を向いたニンニク1片を包丁の腹で潰す
これはニンニクをスライスした際にすぐ火が通って焦げてしまって、焦げの味がしないようにするためです。
逆に焦がしニンニクがいい!って人は、ニンニクをスライスして入れても良いかも知れません。
その際は焦がし過ぎないようお気をつけください。
- フライパンに油を敷いて温める
- 温まったら肉を投入
- 最初からしっかり焼かず、弱火~中火で両面に焼き色を付ける
ステーキ肉にもよりますが、ミディアムを狙う場合は中火で良いと思います。
レアを狙う場合は気持ち中火より弱くした弱火が良いかと思います。
中火のままだと火が通り過ぎてしまう可能性があります。
そして焼き上がりもミディアムより早めです。
下準備で入れた筋切りの切れ目で焼き加減がある程度確認できると思います。
- 両面に焼き色が付いたら、ニンニク、バター、ローズマリーを投入
バターとニンニクをフライパンの手前にし、フライパンを少し傾けて、溶かしたバターとニンニクの入ったオイルを貯め、それをスプーンで掬ってローズマリーを添えた肉に満遍なくかけていきます。
肉をひっくり返して両面ともバターをかけていきます。
焼き上がりまでの加減は肉の厚さや自分の好みによりけりなのでなんともですが、私の場合は大体10分前後を目安にしていました。
ミディアムとレアの中間、ミディアムレアってとこです。
- 焼き上がったら皿に盛る
肉が縮むことなくボリューム全開に焼き上がりました!
焼き加減もこの通りw
ペッパーとローズマリーのスパイシーな風味が食欲をそそります!
ローズマリーはちょっと独特なクセがありますが、これもまた良いアクセントになります!入れてないと逆に物足りないです!
ちなみにローズマリーは飾りなので食べれません。
これを食べる時は間食をせずに胃の中を空っぽにして、空腹の境地にまでしておくことをおすすめしますw
シンプルな味付けなのですが、めちゃめちゃ美味い!
手の込んだソースとか全然いらない!
自宅で肉汁したたる肉を思う存分頬張れますw
材料コストを考えても500円の肉とあとは調味料だけなので、2000円も掛からない!行っても1000円~1500円前後!
一日平均1食1000円前後としても全然普段の食事に入れられますよね。
このレシピ、覚えておくと非常に頼もしいです!
お店で高いお金払って食べに行かなくても満足できるクオリティです!
こんなシンプルなのに…このレシピ編み出した人天才だと思いますw
さぁこれを機にみんなでステーキを焼きましょう!
そして思う存分喰らいつきましょうw
私も日頃から焼かせていただいておりますw
肉、食うかい? pic.twitter.com/RParaQw9m0
— 神倉テツ@雑記ブロガー (@kamikura102) July 16, 2019
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