好きなゲームを遊ぶ時、発売前の新作タイトルを今かと今かと待ちわびる時、ふと自分のゲーム環境を見直す時ってありませんか?
より一層ゲームに集中、快適に楽しみたいと思い、ゲーム機の設置環境の改善や便利なアクセサリー類を探したりして、ゲームの環境作りにこだわってみたりしませんか?
私もそんなこだわりを持っている内にいつしかゲームを如何に充実できる環境が作れるか?という課題が出来ていました。
ここでは私が実際に整えてみたゲーム環境作りについて紹介していきたいと思います。
テレビとゲーム機の設置環境を整える
快適なゲーム環境を目指す以上、テレビのスペックとゲーム機の設置環境は見逃せません。
正直予算が多ければ多いほど良い環境は作れますが、それでもある程度抑えられるとこは抑えつつ、安くもないけど高過ぎもしないものを揃えて実現可能な快適環境を自分なりに考察し、整えてみました。
テレビ台
テレビとゲーム機を設置するテレビ台の選定が環境作りの主軸になります。
私が考えた限りでの理想的なテレビ台の条件は以下の通りです。
- 収納スペースが充実
ゲーム機はもとより、コントローラーやその他の周辺機器等を置くことができる。 - 通気性がある
ゲーム機などの排熱で熱気が籠もったりして部屋が暑くなったり、ゲーム機の熱暴走を防ぐため。
掃除の手間も軽減するためにできるだけ埃が積もりにくいこと。 - 移動が容易
大型家具はホコリが溜まりやすいのが常なので、簡単に移動できることで掃除や部屋の模様替えに対応できること。 - 耐久性がある
経年劣化が目立たずに長く使っていけること。
特にカラーボックス等で使われる合板素材は年月が経つに連れてガワが剥がれて木くずがボロボロ落ちてきたり、湿気を吸って歪んだりカビが生えるなどがあります。
これらの条件を踏まえて適合した商品はこれでした。
このラックは天板(繊維板PDF)以外はフルスチールで出来ています。
足にはキャスターが付いており、掃除や模様替えの際の移動に優れています。
また嬉しいことに内側の棚板は全て通気性を考慮したメッシュ加工が施されていますので、ゲーム機のアクセサリーで販売されている冷却ファンなどが必要ありません!
両サイドに各1台分(詰めれば2台置けます)のPS3またはPS4を縦置きすることが可能です。
中央の棚二段にもBDレコーダーやゲーム機の周辺機器を置くスペースとして活用ができます。
ラック側面にも落下防止のバーが備え付けられるので、ゲーム機が転倒することがなく、別売りの縦置きスタンドを使用する必要がありません!
天板には40インチサイズのテレビが丁度ピッタリ置くことが出来ます!
限りなく家庭用ゲーム機向けに設計されているテレビ台です!
私はWiiやPS3がまだ主流だった頃から使っていますが、どこも壊れたり劣化している箇所がありません。
テレビ
どーせテレビゲームやるならでっかいテレビで高画質で遊びたいと思います。
今の御時世なら4K対応や有機ELの高画質テレビが欲しいって思いますが、現状4K対応も有機ELのテレビも結構割高です。
しかし4K非対応の液晶テレビなら、40インチサイズでも買えなくもない価格で販売されています。
4Kや有機ELが台頭してきたとはいえ、従来の液晶テレビでも十二分にゲームを楽しむことが出来ます。
また、PS3やPS4などを嗜むプレステユーザーさんにはテレビはソニー製のブラビアをおすすめします。
これは言うまでもなくソニー製品同士ということで互換性に優れているためです。
と言っても極端に他社tとのスペックに差があるという訳ではなく、ほんのちょっとだけ 便利になったぐらいです。
特にブラビアに備わっているブラビアリンクの機能は、レコーダーやプレステなどのゲーム機をはじめとしたHDMIで接続するAV機器をリモコンなど機器のボタン一つで制御が出来る機能です。
例えばPS4の場合、コントローラーのPSボタンを押すだけでゲーム機とテレビが同時に起動することが出来ます。
そのためテレビの電源などを一々操作しなくてもいいという利点があります。
ちなみに初期型のPS3はブラビアリンクに対応していないため、テレビと別々で起動する必要があります。
音響設備
昨今の液晶テレビの音声は、スピーカーがテレビの背面に付いていたりするため、音がよく聞こえなかったり、籠もったような低品質な音で不満を覚えることがあります。
そこでこの問題を解決しつつ、それでいて音質も高品質なものにアップグレードさせてしまう逸品を見つけました。
ホームシアターを接続することで背面にあったテレビのスピーカーから前面に付いているホームシアターのスピーカーに切り替わります。
映画やゲーム、ミュージックなどと自分が利用するコンテンツに応じた音質設定を切り替えられるのもまた魅力です。
ブラビアのブラビアリンクと連動することで、PS4とテレビの三台同時起動も可能になります!
低音域も強調されるので、ゲームの音質もテレビのスピーカーよりも迫力あるものになります!
小物類
テレビとゲーム環境をサポートする小物類です。
必須というわけではありませんが、そこにあると便利です。
掃除関係
テレビやゲーム機は一度設置したらほぼ完全に据え置き状態になってしまうので、埃などの汚れが溜まりやすいです。
定期的に埃を取り除かないとゲーム機の冷却ファンなどに溜まって熱暴走の元にもなります。
いつでもサッと掃除ができるように掃除道具を横に常備しておくことをおすすめします。
ハンディモップはテレビ台やテレビ本体に積もった埃を取るのに最適です。
サイズが手頃なので、使わない時はテレビ台の端に置いておくことで必要に応じていつでも使えるようにしておけます。
また、百均のモップでも十分活躍できます。
エアダスターはよくPCやデスク周りの掃除に使われるものですが、ゲーム機やその周りの掃除にも活用できます。
百均のクロームワイヤーラウンドスタンドにスプレー缶が丁度すっぽり収まるので、テレビ台の横に掛けることでエアダスターを常備させることが出来ます。
テレビの録画や視聴を充実させる
テレビで放送している番組、アニメや映画の録画を充実させたい場合は、PS3のトルネやnasneなどを活用することでゲームを遊びながらでも楽々と録画や視聴をすることが出来ます。
これらに関しては以下の記事にて紹介しております。
ネットワーク接続を安定させる
私の家庭用ゲーム機のインターネット接続は全て有線接続にしています。
理由は当然ネットの回線速度安定のためです。
Wi-Fiを介した無線接続でもそこまで不自由はしませんが、無線は回線速度が急に遅くなったり、突然ネットワーク接続できなくなったり、重いデータをダウンロードする際に時間がかかるなどの問題があります。
有線接続も絶対とは言えませんが、少なくとも無線接続よりは安定的かつ回線速度が速いです。
有線接続を増やすと、ルーターのLANポートだけでは足りなくなってくることもありますので、ゲーム機やその周辺機器用にLANハブを一つ設置しておくことをおすすめします。
LANを接続する箇所が5ポートの場合、1ポートはルーターから大元のネット回線を繋ぐ必要があるので、使えるのは4ポート分になります。
テレビや複数のゲーム機、周辺機器などを設置するとポートの数が不足してきますので、その場合はポート数が多いをLANハブの購入をおすすめします。
有線接続に使うLANケーブルについて
モデムやルーター、LANハブ、ネットに有線接続する機器などに接続するLANケーブルですが、実はケーブルによって新しいものと古いものが存在し、通信速度に差が生じてくることを知っていますか?
当然ですが新しいものは通信速度が早く、古いものは通信速度が遅いです。
ちょっと語弊がある言い方ですが、正確には従来より速度が早くなった製品が続々と発売しているということです。
またケーブル接続をする機器にも接続するLANケーブルによって互換性の有無もあります。
LANケーブルの購入や手元にあるケーブルを使う際は、必ずケーブルの種類を確認しておくことをおすすめします。
LANケーブルの見分け方
LANケーブルの型が古いか新しいかを見分けるには、お手元のLANケーブルで以下の写真のような箇所を探してください。
ケーブルに記載されている『CAT.○○(数字)』がLANケーブルの型を表記しています。
これはCAT(カテゴリー)と呼ばれるLANケーブルの規格を示しています。
このカテゴリに記載されている数字が大きければ大きいほど新しく、高性能なものになります。
現在主流となっているLANケーブルのカテゴリーは以下の通りです。
- CAT.5(カテゴリー5)
通信速度:約100Mbps - CAT.5e(カテゴリー5e)
通信速度:約1Gbps - CAT.6(カテゴリー6)
通信速度:約1Gbps - CAT.7(カテゴリー7)
通信速度:約10Gbps - CAT.8(カテゴリー8)
通信速度:約40Gbps
ご覧のようにカテゴリー5と7の段階で既に大きな差が出来ています。
そのため、いくら通信速度が1Gbpsの光回線を使っていても、カテゴリー5のLANケーブルを繋いでいると、カテゴリー5の最大通信速度分である100Mbps以下しか通信速度を出すことが出来ません。
2019年6月時点では、主にカテゴリー7が普及してきています。
余談ですが、カテゴリー5以下のLANケーブルは古い遅い以前に現在の機器と最早互換性すら備わっていない可能性がありますので、廃棄処分するしかありません。
現在最も新しいカテゴリー8はまだ出回って日が浅いため、まだ広くは普及してきていません。
当然、最新型であるカテゴリー8のスペックが魅力的ですが、接続する機材によってはカテゴリー8のスペックに対応できないものなどがあったりします。
そのためカテゴリー8のLANケーブルを購入する場合は、そのケーブルに前のカテゴリー(7,6,5など)と互換性があるか確認しておくことをおすすめします。
電源・配線周りについて
ゲーム機や周辺機器を揃えていくと、必然的に配線の数や電源に挿すコンセントが増えてきます。
そうなると配線がごちゃごちゃになったり、何よりコンセントを挿す電源が不足してきます。
そんな時に必要となってくるのが電源タップです。
最近の電源タップは落雷による機器の故障を防ぐ雷ガード機能が半ば標準化していますが、コンセント差込口に埃が侵入しないようにする埃シャッター付きのものとないものが売られています。
もちろんこれは埃シャッター付きのものがおすすめです。
埃の侵入・溜まる余地を作ってしまうと、コンセントの隙間に溜まった埃に漏電・発火して火事になるトラッキング現象などの危険性があります。
当然使うコンセントが増えれば増えるほどその可能性も上がってきます。
そういった危険を未然に防ぐ措置もより一層必要不可欠になってきます。
よって如何に埃の侵入を防げるか?が課題になります。
もちろんコンセントを挿す際にも対策が必要です。
家の電源にコンセントを挿したり、電源タップにコンセントを挿している場合でも、徐々に挿しているコンセントが浮いてきて隙間が出来てしまう場合があります。
トラッキング現象はこの隙間に溜まった埃が原因になりやすいです。
そのため隙間ができそうなコンセントはなんとかして隙間を塞がなければなりません。
そこでこれをおすすめします。
これらはコンセントの安全カバーと呼ばれるもので、コンセントに通して電源に挿すことで、隙間に埃が侵入しないようにガードしてくれます。
実際に使うと以下のようになります。
カバー装着前
これはカバー装着前の電源タップのコンセントです。
電源とコンセントの間にわずかですが隙間ができているのがわかりますか?
この隙間が時間の経過と共に徐々に大きくなっていき、ホコリが溜まる原因になります。
カバー装着後
こうしてカバーを設置することで、カバーが隙間を覆う屋根の役割になります。
当然埃は上から降って積もるものなので、こうして設置すれば 埃が溜まるなんてことはほぼありません!
頻繁にコンセントを抜き差しをする機材ならまだいいですが、冷蔵庫や洗濯機、ゲーム機やPCに使っている電源タップなど、埃が溜まりやすい常時電源に挿しっぱなしにしているものには必須です。
これがあるだけでトラッキング現象のリスクを大幅に減少させることが出来ます!
また、安全カバーは百均でも電気用品の売り場で販売されています。
数こそ少ないですが、素材も性能もメーカー品とほぼ同スペックなので、おすすめです!
配線を綺麗にまとめる
ゲーム機やその他の周辺機器が増えてくると配線も増えてきて、線がごちゃごちゃになります。
ごちゃごちゃの線は邪魔だし見ていて不快だし、下手したら足に絡んで転ぶ可能性すらあります。
かく言う私の環境も機材が増えた分線がごちゃごちゃになってて、今もちゃんと整理しきれていません。
如何に綺麗にまとめられるかが配線整理の課題ですが、これはいつやっても中々難しいです。
機材の設置位置や角度、高低差によって配線の位置もバラバラなので、一箇所に綺麗にまとめられないためです。
それでも知恵を振り絞って以下のものを使って線をまとめます。
このチューブはクリアと黒の色がありますが、個人的にはクリアをおすすめします。
というのも、黒だと巻いた時にどの線が巻いてあるのかが判別しにくくなります。
また、このタイプのチューブは特定の線を抜き出したい時や、チューブそのものを一度全部外す時も付ける時と同様にチューブの螺旋に沿ってグルグルと回して外さなければならないので、非常に面倒です。
ちなみに百均などでも扱われていますが、内径が小さかったり、長さが短かったりしますので、複数の長い配線をしっかりとまとめたい場合はメーカー品を購入することをおすすめします。
もう少し楽に配線をまとめるにはこれがおすすめです。
ちょっと固めのプラ製チューブで、全体に直線のスリットが入っています。
使う際はこのスリットにまとめたい配線を滑り込ませていくだけです。
前述した螺旋状のチューブよりかさばりますが、配線の保護にも優れているので、ペットの猫やハムスター、犬などに配線を齧られないよう保護することも出来ます。
また再度配線の整理などでまとめた線を出し入れする際にもただチューブのスリットから線を引っ張り出すだけで済むので、使い勝手も良いです。
しかし全ての箇所に使うにはコストも掛かるし、何より螺旋のチューブより柔軟性が無いので臨機応変に折り曲げたりすることが出来ません。
そのため、電源タップなどで配線が特に集中している箇所にコルゲートチューブを使い、その他のちょっと離れた場所や角度がある程度必要な箇所には螺旋状のチューブを使うことをおすすめします。
そして電源タップも複数のコンセントを挿していると、コンセント同士で起伏が出来る分隙間に埃が溜まりやすくなってきます。
そこで電源タップを収納できるボックスを使って埃が溜まるのを防ぎ、それでいてごちゃごちゃした見た目を綺麗にまとめることが出来ます。
総評
正直なところ、このお題にまだ結論は出ていません。
これからも新しいゲーム機、新しい用品などが出てくる以上、この課題に終わりはないからです。
時代の流行と技術の進歩などでまた色々と変動してくると思います。
今回は少なくとも、私が今この瞬間をのびのびと遊べる環境作りとして、自分なりに考察して試行錯誤してみたつもりです。
今後も新しい発見が見つかり次第、この記事も常時更新していきたいと思います!
自分だけの快適なゲーム環境作りに多少なりとも参考になって頂ければ幸いです!
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